居眠りが13つ ページ14
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魔神オセルの件から一日が経った。そして、その後は七星迎仙儀式も無事行われた。
『うん、やっぱり璃月を全方出来るこの木の上は良い。日も当たって眠くなっちゃう...』
"眠くなっちゃうってのはきっといい事なんだよ。それ程この璃月平和って事なんだ"
『....平和か...でも、あの頃は別に平和って訳じゃなかったのになぁ〜。あの子は本当に可笑しな子だったな。』
今頃モラクスはきっと神の心を手放したんだろう。彼は今回のオセル戦の時、1度も手を出さなかった。きっと璃月人を信じこの先の璃月を託したんだろうな。
自分が作った、いやば子を手放す様なもの。本当は手助けしたかったのだろうなぁ。
『ふぁ...10分...いや50分ぐらい寝ていようかな?』
そう思っていると遠くから"おーい!"なんて大声で呼ばれている様だ。ん?もしかして私なのかな?
『もしかして、私を呼んだの?』
蛍「うん、私達は貴女に聞きたいことがあるの。」
なんだろう。私は木から降りて、蛍達の方に立った。
『それで、私に聞きたい事って?』
パイ「オイラ達次は稲妻に行くんだ、でも行き方が分からなくてな、鍾離に聞いたらえっと...」
『??あ、そう言えばちゃんと自己紹介していなかったね。私はA...千岩軍に務めているの。あの時はありがとう。一緒にオセルを倒す為に戦ってくれて。』
自己紹介...普通に忘れていた、まぁでも今名前言ったし別にいっか。
『あ、それで稲妻に行くんだっけ?でも今の稲妻は鎖国をしているでしょ?行き方ならツテがいるけども雷神の彼女が怒り狂わないだろうか...』
パイ「ひっ!こ、怖い事を言うなよ!!」
ふふ、パイモン怖がっちゃったみたい。でも多分大丈夫だろう。なんてたってあのオセルを封印をしたのだから。
『もし、それでも行くなら北斗達の所に行ってみたら?きっと彼女なら了承してくれるよ。もしそれでも駄目だったら私の名前を出してみて?いいよって言ってくれるはずだから。』
稲妻...稲妻か。う〜ん、私も行きたいのだけども影...許してくれるかな...
今更帰ってきて何をするつもりですか?なんて言われたら心にくるからなぁ...
『まぁ、とりあえず頑張ってね、蛍』
蛍「うん、」
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きな粉餅(プロフ) - めっちゃ素敵な作品ですね!!更新応援してます!! (11月13日 23時) (レス) @page39 id: f1845309d2 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 14ページで迎仙儀式ではなくて送仙儀式ですよ (2023年3月24日 11時) (レス) @page14 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天乃零 x他1人 | 作成日時:2022年10月6日 20時