いつだってそばにいて (ページ32)

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結局声が静かになったって、存在はここにおるわけで、それはつまり一生ちょっかいをかけられるってこと。

あれ、自分で言うたけどもしかしてどっちもどっちちゃうん？

「なあ、紫耀さんもうそれやめて、」

「もう寝ちゃおうや、一緒昼寝しよ、」

優太には夜眠れなくなるだろ！って怒られるやろうけど、そんなん知るか。

俺は平和に寝たいねん。

紫耀に有無を言わさず、お腹をポンポン、と叩く。

彼がこれには眠気が抗えんの知ってるから。

って待って、確認やけど俺病人やんな？？

なんで健康な紫耀を寝かしつけてる？？

普通俺が寝かしつけられる立場ちゃうん？

いや別にそうされたいわけではないんやけど、

そんなん考えてたら、スースーって寝息が聞こえてきて、口に突っ込まれてる親指をそっと離して、

フゥー、やっと俺寝れるわ、

そん次起きた時には、紫耀パワーなんか、だいぶ熱も下がっとって(多分寝れたから)、でもやっぱ優太からは散々叱られた笑

終