いつだってそばにいて (ページ1)

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おはようページ1

優太

「廉、起きろー」

無防備に四肢を投げ出してグースカいびきをかきながら寝る次男坊、廉の瞼が上がることは一向にない。

それにしても、睫毛なげーな、てか横顔綺麗すぎるだろ、って見惚れてる場合じゃないわ、

「おい、れーん、起きな、遅刻すんぞ！」

ほっぺをペチペチ叩いてみる。

「...、ん、ゆーたあ、」

「こら、名前で呼ぶなって言ってるでしょ、おはよう。」

「おはよう、ゆうた。」

「っ！もう！笑」

「んふふ笑」

「ほら早く準備しな。」

「わーったって。」

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今年の春に高校生になって、最近少し反抗期気味の廉を起こせば次は三男の海人。

「かいとーー、おきろ～～～ってもう起きてる。偉いな～！流石海人。」

頭をクシャクシャ撫でてやると、「やめてよ～」って恥ずかしそうに笑うのが可愛くてしょーがない。もっとグシャグシャにしちゃう！

「パパ！紫耀起こさなきゃでしょ？早く行きなよ！」

「あっ、やべそうだった！行ってくるな、」

「うん、いってら～」

平野家で1番しっかりしてるのはこの中学2年生です笑

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