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駅裏のレジャー施設は平日だからか人も少なくて。すぐに渡辺くんを見つけられるくらいだった
「小宮にA！久しぶりだなー！」
「久しぶりだね、相変わらず色白だわ。あんた」
「……俺の印象そこなの？ねえ」
2人のやり取りをボケっとみてしまう。あ、私も挨拶しなきゃ、と渡辺くんに目を向ける。隣には見るからにモテそうな男の子
「わ、渡辺くん久しぶりだね」
「A…変わらず人見知りなの？俺にも人見知ってるの？」
「…バレた？」
「バレるわ。なんで中学の同級生に声かけるのに緊張してんだよー」
ほら、渡辺くんだぞ。知ってるだろと肩をポンポンっと叩かれる。中学の時と変わらないフレンドリーな彼に安心した
「ねー、しょっぴー。放ったらかしにすんのやめれる？」
渡辺くんの隣の男の子が痺れを切らしたように会話に入ってきた。わ、絶対コミュ力高い人だ
「あ、これ樹。一個下」
「ちょっと待って。雑だわ、それは…」
「………チャラいな。」
みっちゃんはバッサリと樹くんの第一印象を口にする。本人を前にして。…みっちゃんのそういうところ尊敬する。すごい
「え！俺ですか？チャラくないって！」
「…小宮、お前もうなし判定だしたの？」
「………渡辺さ、部活に全力の年下イケメンつれてくっていってなかった？」
「あー…目黒は部活で忙しいからさ。暇な奴つれてきたわけよ」
「ええ！俺ってそんな紹介のされ方なの？しょっぴーひでー！」
どうやらみっちゃんの合コンは早々に終わったらしい。いつもと変わらない、少し毒舌なみっちゃん
「待って。で、名前なに？樹くん？」
「田中樹っす。じゅったんって呼んでもらっても大丈夫っす！」
「あ、大丈夫でーす。私は小宮ね。」
スピード感のある会話に入れる訳もなく、またボケっとしてしまった。何も言わない私の頭を渡辺くんがポンっと叩いた
「電源切ってる？A」
「あ、ごめん。A Aです。2年です」
「Aちゃんね！ええ、年上なの？みえないね」
みっちゃんには一応敬語だったのに、私にはめちゃくちゃタメ口
「とりあえず入って遊びましょ！Aちゃん運動できる？できなそーだよねー」
「………み、みっちゃん」
田中くんの勢いが怖い、みっちゃんの方を見れば小さくガッツポーズをされた。…み、みっちゃん
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» いつもコメントありがとうございます(^^)！ぜひお時間ある時にお願い致しますー！ (2021年8月23日 19時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！きゅんきゅんします！また読みにきます〜！ (2021年8月23日 10時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月26日 19時
