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クラスの先生は「2年は中弛みの学年、気を抜かないように」なんて新学期からなかなか厳しいお話をしてた、気がする。なんにも聞けてない…
この次にくるであろう、自己紹介への緊張のせいです、うん。…名前と部活と、好きなもの？悪目立ちしなくて、ふつーの物を頭の中で必死に考える
みっちゃんは堂々とアイドルオタクです！っていってウケをとっていたし、周りの子達も「へえ、そうなんだ。」って優しい反応の子たちばかり
「A Aです…。帰宅部で、好きな物は猫雑貨あつめです！よろしくお願いします」
パラパラと拍手がなって、隣の女の子に「あ、キーホルダーも猫だ。可愛いね」なんてこそって言われて。あ、良かった…！と胸を撫で下ろした
森本くんは全ての質問を無視して「はい、みなさん、最初はぐー！ジャーン」…の謎ギャグを繰り出してた。ルイスくんと森本くんは大爆笑。クラスのみんなはポカン…だった
「ジェシーです！よろしくお願いします！最初はグー！」
「ジャーン」
と席から立って一緒にやる森本くん。クラスのみんなは今度は爆笑してた。やっぱり彼の笑顔は変わらず可愛いなぁ、なんて
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「Aー！かえろかえろ！」
「みっちゃん部活は明日から？」
「そーそー！だから今日はAとデートするの！甘いものでも食べちゃう？」
「…アイス、とか？」
いいね、とみっちゃんが笑うと後ろから「アイスいいね！俺も行くー」って声をかけてくる森本くん
「わ、森本くん！今年は同じクラスだね」
「だねだね！俺うれしーよ、仲良しがいるクラスでさ！って…小宮…何その顔」
「え？耳が痛いから…」
小宮は変わらずクールね！ヒエヒエ…！と笑う森本くん、の後ろに久しぶりにちゃんと顔を見るルイスくんがいた
「ジェシー！お前も行くっしょ？…って。3人とも前3組だったっけ？まさか仲良しさん？」
その、反対だよ。森本くん
「…クラスメイトだったけど、あんまり話したこと無かったよ。ね？ルイスくん」
勇気を振り絞って声をかけた、だってこれから同じクラスになるわけだし。ただのクラスメイトだったのは事実だもんね
「あー…うん。そうだね。今年はよろしく、Aちゃんと小宮ちゃん」
苦笑い、みたいな顔のルイスくん。あーぁ、嫌な顔させちゃった、と後悔
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» いつもコメントありがとうございます(^^)！ぜひお時間ある時にお願い致しますー！ (2021年8月23日 19時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキしながら読んでます！きゅんきゅんします！また読みにきます〜！ (2021年8月23日 10時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月26日 19時
