忠犬が噛みつくはなし ページ47
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「北斗先輩はひどいです！」
「………そこまで怒ること？」
「AHAHAHA！痴話喧嘩ってやつだ！これ！」
「煽んなって。ジェシー！」
はぁ、と呆れたようにつくため息。絶対悪いなんて思ってないですよね。あとジェシーはうるさい
「先輩、悪いと思ってないですよね…どうせ私より桜庭先輩の方がいいんですよねー」
「…そんなことないのわかってるでしょ。いい加減機嫌なおしてよ」
先輩と一緒に帰ろうと2年生の教室に行ったら、桜庭先輩が北斗先輩の手に絡みついてた！むかつく！
「あ、後輩ちゃん。久しぶりだねー」
「…お久しぶりです、桜庭先輩」
帰りましょ、北斗先輩に声をかけると無言で腕を放す先輩。え？離せるなら最初から拒否したらいいじゃないですか！と更にむかついた
「…北斗先輩、何か言うことありますか？」
「…無視が1番てっとりばやいんだ」
早くいなくなるし、その方が効率的。と事も無げにいう。え？つまり日常ってことですか…？彼女がいるのに？
「ちゃんと辞めろっていってくださいよ」
「…彼女に全く気持ちはないし、早く離れた方がいいかなって思って」
「ひゅーう。北斗先輩かっちょいー。」
…ほう。つまり。気持ちがないならいいと？そりゃあね！早く離れるのが1番ですけど！でも！乙女心、わかりませんか？あとやっぱりジェシーうるさい
「…よーくわかりました。北斗先輩」
「なにその顔。理解したって顔じゃないよ」
「先に言っておきますね。私も全く気持ちないですから！」
田中先輩と並んで歩くジェシーの元へ行く。覚えてろ、北斗先輩め…
「ん？なに。A、痴話喧嘩終わったわけ？」
急に近寄った私を不審に思ったのであろう、ジェシーは立ち止まって私を見つめる。ごめんよ、まぶだち…
「はい、じぇす。腕出して」
「…ん？こう？」
自分より少し高い位置にあるジェシーの腕と自らの腕を絡ませた。思ってたより近くて余計に腹が立つ。こんな距離に桜庭先輩を…！
「え！なになになに！ちょ…A？俺北斗先輩に殺されちゃうよ…？」
「大丈夫！気持ちがなければいいんだって、北斗先輩は！」
びっくりしてる北斗先輩とアワアワするじぇす。先輩が謝るまで絶対やめない、半ば意地のようなものだ
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YUUKI(プロフ) - この小説をもう何回も読んでる者です！！本当に面白くて幸せな運命で、こちらまで嬉しくなります！最高の小説なのでこれからもたくさん読ませていただきます！！ (2023年3月27日 8時) (
レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編みたいです！ (2021年12月13日 7時) (レス) @page50 id: d885f834a6 (このIDを非表示/違反報告)
pupi(プロフ) - 一気に読みました。久しぶりにぼろぼろ泣きました(；；)他作品も読ませていただきます！ (2021年8月6日 3時) (レス) id: 019254c1d1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - うおおおお感情移入しちゃってlastらへんで泣いちゃいました………………………これからの更新も楽しみにしています……！！ (2021年7月25日 2時) (レス) id: 90ad8ea26a (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - まめこさん» わ！！嬉しいです…！！ありがとうございます(*^^*)これからの作品も楽しみにしてます！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: 55c78b94af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年7月4日 21時
