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「ねえねえ、Aちゃん。なんで俺には適わないの？俺女の子には優しいよー？」
「いや、あの…田中くん、わかってますよね？」
「えー？なにが？わかんなーい」
楽しそうな田中くん…かわいい…笑顔がすてき…でも乙女だからいえないよ…
「あの、それは、あれですよあれ…」
「え、Aが樹のこと好きだからじゃないの？」
え？くそ坊ちゃんってまじで空気よめないよね…
「きょ、きょも！それきょもが言っちゃだめなやつだってばー！」
大爆笑！驚きなんて微塵もない。そりゃそうだ。「だいすきです！」に対して「知ってる」って返ってきたもゆな
「田中くんほどの爆モテになると、私の大好きなんてちり紙みたいなもんですよね…」
「いやそんなことないよー？毎回ドキドキだもん」
「へらついて言うことじゃないです…でもそんなところがかっこいいです…さすが爆モテ…」
「もうなんでもいいじゃん！ほんとにドキドキだってば。触る？」
田中くんが指してるのは左胸。え？合法的にさわってもいいの？
「いいんですか！！！！！」
「ほら、どーぞ？」
田中くん、生まれてきてくれてありがとう…田中くんのお母さん、立派な息子さんですね…
右手が田中くんに触れようとした時だ
「だめー。Aの顔きもい」
「ねえ！京本うざいよ！本人がいいって言ってんだからどんだけ触ってもいいの！邪魔するな！」
「うわ！Aこわ！樹！これが本性だよ！襲われるから逃げなよ！」
「もー、きょもー！」
京本を咎めつつ私の右手を掴む田中くん。そのまま自分の左胸に押し付けた。ひえ…ラブコメかよ…
「ほらー。ドキドキしてるでしょ？」
「えええっと、うん。はい。そうですね！あはは…」
「Aきもいよ。まじで顔が変態」
うるせえ！こんなチャンス無駄にしてたまるか！って思うけど恐れ多くてもう触れない…のに
「ほら、Aちゃん。もっと触りたいんでしょ？触ったら？」
にやにやと私の手を離してくれない田中くん。
「え、延長料金とか！」
「かかんないって。なんならハグでもする？」
「…！！！！もうむり！しぬ！」
敵前逃亡だ…田中くんは敵じゃないけど
あと田中くんの鼓動は全く早くなかったドキドキなんてこれっぽちもしてなかったのだ。からかい上手の田中くん…
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まめこ(プロフ) - ゆーしいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！更新停滞しないように頑張ります！ (2021年7月11日 14時) (
レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーしい(プロフ) - ドキドキやばいです、、！にやにやしながら最新話よみました、、！更新たのしみのまってます！ (2021年7月6日 0時) (レス) id: 3150e2c301 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - 真田丸さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます…。恐れ多いです…！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - なっちゃんさん» コメントありがとうございます！こまめに更新できるようにがんばります！ (2021年5月30日 14時) (レス) id: 08ec96d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
真田丸 - 今まで読んだ占いツクールの小説の中で一番好きです！最高です！なんでこんなに面白いお話を書けるんですか…？ (2021年5月30日 1時) (レス) id: 36025043ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ
| 作成日時：2021年5月16日 15時
