15話 ページ16
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美咲「大体教職だって、持ってたら役立つと思って取っただけで、
教師になろうなんて一回も思ったことないしね」
ママ「やめてどうするの？」
美咲「どうするの？って、もちろんここ戻って…」
ママ「一度やるって決めた事、半端に投げ出すような人間うちには必要ないけど」
ママ…
ママ「…あなたも似たようなもんだったじゃない」
美咲「えっ？」
ママ「初めてうちに来た時の美咲、
何もかもあきらめたような目をしてた…」
美咲「…」
ママ『こういう仕事初めて？』
美咲『はい…』
ママ『大学出てるのね、就職は？』
美咲『あぁ… 全滅でした… それに借金出来ちゃって…』
ママ『…それで仕方なく』
美咲『…』
美咲「そりゃぁ男の連帯保証人になって、借金だけが残って、
人も信じられなくなるし、人生だってあきらめたくもなりますよ…」
ママ「でも美咲は逃げなかった、仕方なく始めた仕事だったけど、
ちゃんと心を込めて、お客様と向き合った、だから美咲はNo.1になれた。
なのに今は何？ 情けない！ あんたが戻る場所は、ここにはないからね」
ママ…
ママ「梨奈、行くわよ」
そう言ってママは席を立ち、
梨奈と梅ちゃんも続くように行ってしまい
私は1人カウンターに残って考え直した…
でも考えはまとまらず、私は店を出て六本木の街を歩いた…
美咲「どうしろっていうのよママ…」
ママに言われたことを考えていたら、
前からあの6人が走ってきた
美咲「あっ！」
6人は私に気付くと角を曲がっていき
男「早く探せコラ！」
数人の男たちも走ってきた
まさかあの子たち…
私はあの子たちが行きそうな所に回り込み、話を聞くことにした
そして行ってみると予想通りいる6人
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nanami(プロフ) - ふぅーみーさん» コメントありがとうございます┏○)) 明日でテストが終わりますので、続きを楽しんで頂けたらと思っています（⌒▽⌒） (2018年1月30日 19時) (
レス) id: c47cf53bf7 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅーみー - この小説凄く完全版ですね！テレビの中にほんとにいるみたいうちも美咲だから名前被っちゃうけど (2018年1月30日 18時) (レス) id: 7fff8120de (このIDを非表示/違反報告)
nanami(プロフ) - サクラ?さん» コメントありがとうございます┏○)) 精一杯頑張らせていただきます（⌒_⌒） (2017年12月29日 4時) (レス) id: c47cf53bf7 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ?(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませていただいてます！2話目も楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2017年12月28日 23時) (レス) id: 8030bfad3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nanami | 作成日時：2017年10月20日 1時
