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しかもここは彼と私しかいなくてとても静か

見下すような目線は一つも感じない
痛いことだってされない
理不尽なことに謝らなくたっていい

そんな普通だったことがなくなるだけで、こんなに幸せな気分になれるんだ


「ねぇ」

「え、あはい」

「僕が君をなぜここに連れてきたのか、何故こんなに親切にするのか。そう思ってると思うんだけど、さ。

それを含めて、君に話したいことがあるんだけど、いいかな」

さっきとは違った真剣な表情。
微笑んではいるけど、目の色が違う



「単刀直入に言おう。僕は君を救わなければならない。ある人との約束なんだ」

「ある人?」

「うん。君のお母さん」

「私の…お母さ…ん?」


どういう事?

お母さんなんて言葉、聞いたことがない


「君はキャロライン一族の生き残りだよ。古くから伝わる『白魔女』のね」



え?

白魔女…?


「ち、ちょっと待ってください。生き残りって?白魔女ってなんですか?」

「白魔女っていうのは、簡単に言うと、人のために尽くすいい魔女のこと。キャロライン一族は白魔女で有名でね。
でも、君がまだお母さんのお腹にいた時、大掛かりな魔女狩りが行われたんだ。その時、無実の罪を負わされたのが白魔女で有名だったキャロライン一族。
君のお母さんも、当時の政府に捕まったんだけど、妊娠していたから子供を出産するまで処罰は先送りにされたんだ。」




____1658年7月5日____


オギャァァア!


「産まれたわ…私の赤ちゃん…」


「女の子ですよ」

助産師が赤ん坊を抱き上げて、微笑みながら女に見せる

「なんて可愛いの…」

お腹を痛めて産んだだけある
まるで天使のようだわ


その時

ガチャッドン!

「おい!早く渡すんだ!」

兵士が、助産師から赤ん坊を取り上げる。

「ちょっと待って!お願い!一度でいいから抱かせて!まだ触れてないの!」

残り僅かの体力を振り絞って兵士に叫ぶ

「うるせぇな!早く連れて行け!」

「お願いよ!お願い!抱かせて…!」

ベッドから転げ落ちても兵士に手を伸ばして叫ぶ

「やめてぇえっ!うあぁあっ…」

…兵士と私の赤ちゃんが遠くなっていく


バタン!


「こんなのあんまりよ…っ」

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扇華→(プロフ) - 時間かかるからね〜 (2015年11月27日 23時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» きっ、筋肉が出来るまでの過程…!!それは新しい試みだっ…!(目キラキラ)← (2015年11月27日 22時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - そうなんですよ〜これが良いんですよね!運が良ければ、水泳始めた頃からずっとほどよい腹筋が出来るまでを見ることができますよwww (2015年11月27日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» それはそれは…大変ですね…頑張ってください!応援してますよ!! いやあのね、水泳やってる人の筋肉は本当に素晴らしいと思いますよ私。あの、ガチガチじゃないというか、ほんのりではないというか。とにかく程よい筋肉なんです((( (2015年11月27日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 一年生で部長やってますwww本当にたまりませんよねぇ… (2015年11月26日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月29日 22時

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