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「えッ…！？」
驚きで後ずさる
夜中だしあんまり声を出したらいけないのかもしれない。
だけどそんなこと言ってられない
生命の危機なんだからっ
そ、そんなこと言われて驚く人はいないだろう
それから、まるで前から知ってましたとでもいう風に言ってきたものだから、恐怖さえ覚えた
「ふふ、さすがだよ。変わってない」
その人はまるで無くしたオモチャを見つけた子供のような視線を、私に向けた
寂しいような、でも嬉しいような笑みをにっこりと浮かべると
「…!!!!」
「…あったかいね」
「ちょっ、あの！//
す、すいません！
だ、だ抱きしめるの、
やめやめてもらえますかッ！」
声が裏返った
恥ずかしい
今まで抱きしめられた事なんてなかった
しかも初対面の人
名前さえも知らないのに
でも何故か、その人に人間特有の暖かさは無かった
寒くなってきたからかな
…なんて考えてる場合じゃなかった！´д` ;
「なんで？」
「なんでじゃないですよ！」
「いやー、君が恋しくて」
胸にすっぽりと顔を埋めたまま、手で必死に離れろとばかりにその人の胸を押す
でも、押せば押すほど私を抱きしめた腕の力は強くなる
顔は見えないけど声の調子からきっと、さっきのまま、にこにこ笑っているんだろうと予想がついた
この人変態かもしれない！
この人変態かもしれない！
この人変態かもしれないッ！
どちら様ですかぁぁぁ！
パニック状態に陥ってる私の頭を撫でる彼
もちろん片方の手は私の肩に回っていて、離れる事を許されない
「ねぇ、君さ」
不意に肩に回った腕を緩めた
「…さっき、幸せは来ますかって言ったよね」
俯いたままの私は、その人のその言葉に思わず顔を上げた
幸せは来ますか…
…確かに言ったけど…
顔を上げたまま、彼の瞳を伺うように見つめる
彼は、眉間に少しのシワを寄せて私の肩に両方の手をおく
さっきまで恐ろしいほどにこにこしていたのに。笑っていたのに
すごい…寂しい、悲しいような瞳をしている
「…いつか僕が…君の事
幸せにしてあげる」
「…………え……？」
・
・
・
・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
毎回文字数オーバーな罪
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扇華→(プロフ) - 時間かかるからね〜 (2015年11月27日 23時) (
レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» きっ、筋肉が出来るまでの過程…！！それは新しい試みだっ…！(目キラキラ)← (2015年11月27日 22時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - そうなんですよ〜これが良いんですよね！運が良ければ、水泳始めた頃からずっとほどよい腹筋が出来るまでを見ることができますよwww (2015年11月27日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» それはそれは…大変ですね…頑張ってください！応援してますよ！！ いやあのね、水泳やってる人の筋肉は本当に素晴らしいと思いますよ私。あの、ガチガチじゃないというか、ほんのりではないというか。とにかく程よい筋肉なんです((( (2015年11月27日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 一年生で部長やってますwww本当にたまりませんよねぇ… (2015年11月26日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラごん | 作成日時：2013年8月29日 22時
