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男が風と共にその場から消える
ヴァンパイア特有の動きだ
「クソッ」
僕も、その後を追った
・
・
・
「なんだよ、これ」
僕が人間の村に足を着いた時
酷い光景が繰り広げられていた
明かりが付く家々
光るヴァンパイア達の目
叫び声、怒鳴り声、泣き声
それと、狂った笑い声
「おい」
男が嬉しそうな声で、僕に話しかけた
「…どういう事だよ！これ！」
「どうも何も」
男を見ると、人間の女の人が、男に担がれていた
「当たりだ。この村。
若ェのがいっぱいいるぜ」
笑った彼の口は、血に染まっていた
「あら、新入りちゃん」
訳も分からず男に目を凝らしていると、後ろから聞こえる
リノの声だ
「いい匂いでしょ？ゾクゾクしない？」
鉄の匂い
鼻を突く、ツンとした匂い
ヴァンパイアの本能だろうか
体の芯が、熱くなってくる
「僕は、殺さない」
「そんな震えた声じゃ信用出来ないわね？」
ドサッ
フフッと笑った彼女。
そんな彼女が僕の前に投げたのは、
人間の女の死体。
「貴方は男だから、きっとこのくらいの女が美味しく感じるわよ」
「なんでこんな事するんだ！」
僕の後ろで
母親の事を、死に物狂いで呼ぶ子供の声がした
…_____ママァアア！！！
「この人たちに罪はないだろ」
「…うるさいわね」
気付くと、リノが僕の首を掴んでいた
さすが、この集落の長だ
素早さも、力が並みじゃない
「…いい顔してるからって調子乗るんじゃないわよ。
貴方の首なんてひとねじりで吹っ飛ばせるのよ？」
彼女の目が変わった
いつもの、妖艶な目じゃなかった
危ない輝きを放つ目。
「人間なんて、みんな一緒なのよ
次は私たちがやる番なんだから」
一瞬、彼女の目に寂しさの色が灯った気がした
「殺されたくなければ、私の言う事聞きなさい？可愛い可愛い新入りちゃん」
リノはフフッと不敵な笑みを見せた
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扇華→(プロフ) - 時間かかるからね〜 (2015年11月27日 23時) (
レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» きっ、筋肉が出来るまでの過程…！！それは新しい試みだっ…！(目キラキラ)← (2015年11月27日 22時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - そうなんですよ〜これが良いんですよね！運が良ければ、水泳始めた頃からずっとほどよい腹筋が出来るまでを見ることができますよwww (2015年11月27日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 扇華→さん» それはそれは…大変ですね…頑張ってください！応援してますよ！！ いやあのね、水泳やってる人の筋肉は本当に素晴らしいと思いますよ私。あの、ガチガチじゃないというか、ほんのりではないというか。とにかく程よい筋肉なんです((( (2015年11月27日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
扇華→(プロフ) - 一年生で部長やってますwww本当にたまりませんよねぇ… (2015年11月26日 21時) (レス) id: 609cdd1d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドラごん | 作成日時：2013年8月29日 22時
