10.顔色 ページ10
リラ side
今は6時間目の体育の時間だ。
女子は女子同士、男子は男子同士でドッジボールをしている。
高校にもなってドッジボールって…
まぁ、私とAは外野だけど
6時間目に体育とかほんとだるい。
そんなことより、私には心配なことがある。昼休み終わってから親友の様子がおかしい。
「A、大丈夫？なんか元気なくない？」
「具合悪い？」
ほら、他の女子にも心配されてる。
『ううん、大丈夫。』
魂どっか行ってますけど
DK「A！！危ない！」
ソクミナの声が校庭に響き渡った
と思ったら隣にいたAが前に倒れた。
リラ「えっ！？A！！」
「A！」
ボールがAの頭に当たったのだ。
HS「Aー！大丈夫か？」
スニョンとミョンホが駆け寄ってきた。
MH「Aっ、大丈夫？痛くない？」
ミョンホがAの頬に触れて確認しだした。Aが犬に見える。
ミョンホ、他の女子が悶えてっぞ。他の女子にはヤクザみたいな目線を向けるくせに…
Aの前ではめっちゃカワイイキャラじゃないか。
『ハオちゃん、大丈夫だよ…ごめんね…』
MH「そう？痛くなったらすぐ言ってね？はぁーー、マジで…キムミンギュ」
HS「あれはね…」
スニョンとミョンホの目線をたどってみる。
リラ「ブフォッ」
ドッジボールのコートのど真ん中でいつもはデカいキムミンギュがちょこんと正座してジフンに説教されていた。
どうやらキムミがボールをキャッチして調子に乗って変な投げ方をしたらすごいスピードで横に飛んだらしい。
そしてAに当たったと…
リラ「マジキムミンギュ」
HS「マジ卍みたいなノリで言うなよ」
スニョンが苦笑いしながらそういうのを横に私はAに目線を戻した。
リラ「A、本当に大丈夫？」
『うん、大丈夫。大丈夫だからスニョンたちもあっちのコートに戻って。』
HS「はーい」
MH「またね、」
おかしい、普段のAなら当たる前に絶対気づく。
リラ「A、絶対なんかあったでしょ？話して」
するとAが耳に顔を近づけてきた
『…実はですね…』
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スピカ(プロフ) - yuriさん» 感＆謝 です！！！ (2020年6月10日 17時) (
レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
yuri - 最＆高！！！！！ (2020年6月10日 16時) (レス) id: c53a90e73d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ともさん» わあぁ！ありがとうございます！嬉しすぎるぅぅぅ！ (2020年6月5日 7時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
とも - …無効だと分かってても右のお星さまを押してしまうのですよ。面白すぎるううううう！！！ (2020年6月5日 0時) (レス) id: 54d81f816d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りりさん» リクエストありがとうございます！近いうちに絶対書きますね！ (2020年6月3日 21時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2020年5月28日 11時
