8.……はい？ ページ8
YOU side
ホンジスと目があった。今日は死んだ魚の目をしていない。いつもの紳士スマイルだ。先日のことがあったので軽く会釈した。
SC「……」
無言でこっちを見つめるチェ・スンチョル。思ってたより怖い。超怒ってるジフンくらい怖い。
『軽音部の予算案を出しに来ました。』
最悪だ。
ホンジスとユンジョンハンが笑いを堪えている。笑いたいなら笑えばいいじゃん！？
SC「こんな少なくていいのか？」
『はい、一昨年、少し予算をオーバーしているので削れそうなところは削りました。』
SC「預かる。」
よし、これでいいのかな？もう私はさっさと教室に帰りたい。
そう思って扉に向かおうとしたらユンジョンハンに呼び止められた。
JH「パークさんっ！」
『なんですか？ユンジョンハン…先輩』
あぶなっ、普段の思っている呼び方で呼ぶところだった。フルネームで呼んじゃったよ。
JS「ふふふっ」
ホンジスがついに笑い始めた。笑い堪えられてもイライラするけど笑われてもイライラするな。理不尽な考えなことは重々承知だ。
JH「パクさん！僕にクリームパン買ってきてくれないっ？」
キュルルンという効果音がつきそうな言い方をしながら彼は首をコテってした。
なんて言った？私疲れてるの？…聴き間違えたかも。
『あのもう一回言っていただけませんか？』
JH「だーかーらー、僕にクリームパン買ってきてくれないっ？」
またコテってした。聴き間違えじゃなかった。
正気なのか？初めて喋ったような人をパシるとか。ここ6階だぞ？購買1階だよ？好意もない、どっちかというと苦手な人のパシリになるほど私は優しくない。
『嫌です。』
3人が少し驚いたような表情している。
JH「えっ、でもパクさん僕たちに会いたくて予算届けに来たんじゃないのっ？僕たちのこと好きなら買ってきてちょうだいよぉ」
またコテってした。さっきからなんなんだよ！！このブリッ子男！コテってすれば女の子全員落ちると思ってるだろ！そんな姑息な手段なんかで私は落ちません！……ジフンのコテッは別だけど…
『嫌です。』
JH「え〜っ今も好きだけど買ってきてくれたらもっと好きになるよ〜ねぇ〜」
頭の中でなにかが切れた。
『さっきから嫌だって言ってるでしょ！？好きでもないし、どっちかっていうと嫌いだわ！このナルシスト集団！』
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スピカ(プロフ) - yuriさん» 感＆謝 です！！！ (2020年6月10日 17時) (
レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
yuri - 最＆高！！！！！ (2020年6月10日 16時) (レス) id: c53a90e73d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ともさん» わあぁ！ありがとうございます！嬉しすぎるぅぅぅ！ (2020年6月5日 7時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
とも - …無効だと分かってても右のお星さまを押してしまうのですよ。面白すぎるううううう！！！ (2020年6月5日 0時) (レス) id: 54d81f816d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りりさん» リクエストありがとうございます！近いうちに絶対書きますね！ (2020年6月3日 21時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2020年5月28日 11時
