13.通学路 ページ13
YOU side
いつものように朝起きてご飯を食べ、自転車通学をする。
一人暮らしって朝起こしてくれる人がいないからおそろしいよね。
そう思って自転車を漕いでいたら遠くにに見慣れた背中が見えた。
私はペダルを漕ぐスピードを速くする。
『ジュニ！おはよ！』
JN「わっ、A！びっくりした！！」
反応が思ったより良くてこっちもびっくりだわ。
『ジュニ、いつもこの時間だっけ？』
JN「ううん、いつもはもう少し早いんだけど妖精さんと話してたら遅くなっちゃった。」
おー、相変わらずの不思議ちゃん。
1年の頃テヒョン先輩とジュンの会話聞いてたけど本当に意味がわからなかった。
『あっ、ジュニ、荷物カゴに入れていいよ。』
JN「えっ、いいの？僕置いて先に行ってもいいんだよ？」
ジュンは歩きで私が自転車だから気を使ってるんだろうな。
『いやいや、いいよ、急いでないし。あっ、後ろ乗る？』
JN「いや、それこそちょっと」
そりゃそうだよな。
JN「あっ！いいこと思いついた。」
ジュンの良いこととか本当怖いんだけど。
それから私は自転車を降りるように言われた。
そして私の降りた自転車にジュンがまたがった。
えっ？
もしかして私を置いて先行く気なの？
そんな悲しすぎるよ？私泣いちゃうよ？
JN「A！はい！」
『はい？』
JN「だから早く後ろ乗って！」
『いやいやいや、私重いからいいよ！あとから走っていくから！』
JN「もうっ」
そう言ってジュンは自転車を降りてこっちにきた。
『ごめんごめんごめん、やめて、乗るから！乗るから持ち上げないで！』
持ち上げるとかマジ怪力だな。
そう思いながら後ろに乗る。
JN「じゃあ、A、しっかりつかまっててね！」
そう言うとジュンはものすごいスピードで自転車を漕ぎ始めた。
『ジュン、速い、速すぎるって！』
JN「だからしっかりつかまって！」
大人しくジュンのお腹に腕を回す。
もうジュン夏服半袖なんだな。
あれ、ジュンって腹筋すごくない？
洋服の上からさわっただけでも分かる。
あと、風にのってとてつもなくいい匂いがする。柑橘系？みたいな匂い。
……私考えてること変態じゃん！
JN「つーいたー！」
『えっ、もう！？』
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スピカ(プロフ) - yuriさん» 感＆謝 です！！！ (2020年6月10日 17時) (
レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
yuri - 最＆高！！！！！ (2020年6月10日 16時) (レス) id: c53a90e73d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ともさん» わあぁ！ありがとうございます！嬉しすぎるぅぅぅ！ (2020年6月5日 7時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
とも - …無効だと分かってても右のお星さまを押してしまうのですよ。面白すぎるううううう！！！ (2020年6月5日 0時) (レス) id: 54d81f816d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りりさん» リクエストありがとうございます！近いうちに絶対書きますね！ (2020年6月3日 21時) (レス) id: f43d1cb3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2020年5月28日 11時
