60.束の間の日常 ページ10
DK side
例の会議から2週間。
SEVENTEENは相変わらず物騒な世界の中でも楽しく暮らしていた。今日だって…
『ジフンさん、今思ったんですけど、私のバディがチャニになってスニョンさんのバディって誰になったんですか？』
WZ「俺」
『えっ！！？それじゃあ、ジフンさんも現場出るんですか？』
WZ「俺はAみたいに物理的じゃなくてここからあいつの背中守るの」
『……なんかかっこいいですね』
WZ「また思ってもないことを」
『いや、ジフンさんはいつもカッコいいですよ』
WZ「分かった、分かったから」
やっぱり気のせいとは思えないほど最近ラボにくるウジヒョンと前と同じようにラボで多くの時間を過ごしているAちゃん。あのウジヒョンをここまで赤面させておどおどさせているAちゃんがすごいし、ドギマギしているウジヒョンがいつもの様子と違いすぎてなんだか可笑しい。
DK「そんな照れなくっても〜」
WZ「はい？？」
相変わらずワイワイガヤガヤしていて何も変わっていないように感じるジスラボ、SEVENTEENのように見えるかもしれないが、Aちゃんの右手の小指にはSEVENTEENの指輪がしっかりとハマっている。あと……
DN「おじゃましまーす……あ、A！やっぱりここにいた！一緒に訓練する約束してたじゃん！！」
『チャニが迎えに来ると思って待ってたの』
DN「全く……行くよ」
SG「怪我しないようにね〜」
あの2人が圧倒的に仲良くなった。
例の会議でのチャニのプロポーズもどきの後、Aは笑いながらバディになることを承諾し、戦闘班のメンバーとなった。あの時のホシヒョンの喜びようとウジヒョンの美味しくないものを食べた時のような顔と言ったら……こんなこと言っちゃ悪いけど面白かった。…ごめんね、ウジヒョン。俺たちのリーダーなのに。
JH「だいぶ打ち解けてきたね」
JS「よかった、よかった」
SG「あの？ヒョン達。僕達に片付けさせてるくせに何お茶啜ってるんですか？？」
ヒョン達は俺たち弟達にさっき散らかした新しい薬のための素材を片付けさせ、自分達はくつろいでいる。まったく、この兄達は……そう思いながらもう1人の兄はどこ行ったとラボ内を見回すけど探している兄はいない。
DK「あれ？ウジヒョンは？」
SG「多分自分の縄張りに帰りましたよ。Aちゃんがいなくなったから」
DK「分かりやすすぎでしょ……」
SEVENTEENは面白いことが絶えない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (
レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りゅうさん» りゅう様、何回もご感想ありがとうございます！これから少しずつ更新していくつもりなのでよろしくお願いします🥰 (6月23日 20時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみにしてました☺︎スピカさんのペースでこれからも頑張ってください！大好きです！ (6月23日 20時) (レス) @page31 id: f9bbdbf388 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
