62.カフェ ページ12
MG side
WN「ああ、太陽が眩しい……」
MG「いつも部屋で引きこもってゲームしてるからですよ」
WN「俺ちゃんと外出てるよ？俺の仕事大体夜からなだけで……」
『…ワオ』
真っ昼間にそんな会話をしながら目的地に向かう俺たち。スンチョルヒョンに渡された街を歩くのにふさわしいそれっぽい服に着替えて、あの閉鎖された森の中から街へ降りてきた。
MG「で、目的のカフェはどこなの？」
『…あ、待ってください、通り過ぎました』
MG「え〜！Aちゃんちょっと抜けててかわいい〜！！」
WN「お前たち大丈夫？」
その目的のカフェというのは表向きはただの街中にあるカフェ、だが実態は麻薬取引の事務所だ。お洒落な店で結構繁盛しているようだが実態を知ってしまったこっちからしてみたら麻薬が行き交う場所で淹れられた珈琲なんて飲みたくない。恐ろしすぎる。
『あ、ここです！』
WN「結構おっきいな…」
そのカフェの中には多くの女性客。よかった。Aちゃんを連れてきて。流石にここに2人だけで入る勇気はない。
MG「よし！入ろう」
自分の中で任務モードのスイッチを入れてカフェのドアを開けた。感じのいい店員さんが席を案内してくれて席に座る。おそらくこのカフェで働いている店員さんは何も知らないのだろう。多分問題はここのオーナーだ。
とりあえず安心して珈琲には口をつけられると思いながら注文をし、周りを見渡す。
WN「取引してるのどこだと思う？」
『店員さん知らなそうなので隠し部屋とかがあるんじゃないでしょうか……』
MG「厄介だよね…夜忍び込んでみる？」
WN「忍び込んだところで………根本から潰さないと」
それが難しいんだ。だから俺たちは今までも何回もこういう麻薬関係の潜入捜査をしてるというのに。
先に届いた珈琲に口をつけながらふぅ…とため息をつきながらまた店内を見回していると壁に貼ってあったとある紙が目に入った。
MG「あ」
『どうしました？』
その紙には“カフェ店員募集”の文字。
スンチョルヒョンにメールをする。
WN「カフェのオーナーって男？女？……これどうしたの？」
ウォヌヒョンが俺のスマホを覗き込んでそう言う。もう、勝手に覗き込まないでよ。そう思った時にスンチョルヒョンから「男」という返信が返ってきた。
よし。
MG「Aちゃん、ここでバイトしよう」
『………？？？』
これはAちゃんの出番だ。
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名無し45051号(プロフ) - こんにちは！この作品とっても好きです‼︎更新待ってます、！ (11月27日 2時) (
レス) @page31 id: c85ed3ec08 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - ユメさん» ユメ様、コメントありがとうございます！孤高の作曲家の件、承知しました！！自分でも更新停止している作品が多すぎて反省してます…全て完結予定ですのでこれからもよろしくお願いします🙇 (8月29日 11時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント失礼します。私スピカさんの作品が大好きでいつも応援してます！それでお願いがあるのですがこ孤高の作曲家を手が空いたらでいいので更新してほしいです。図々しくてごめんなさい！ (8月14日 21時) (レス) @page31 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
スピカ(プロフ) - りゅうさん» りゅう様、何回もご感想ありがとうございます！これから少しずつ更新していくつもりなのでよろしくお願いします🥰 (6月23日 20時) (レス) id: c872eeaaf1 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - 更新ありがとうございます！ずっと楽しみにしてました☺︎スピカさんのペースでこれからも頑張ってください！大好きです！ (6月23日 20時) (レス) @page31 id: f9bbdbf388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スピカ
| 作成日時：2021年10月31日 17時
