青い海と赤い太陽２ (ページ28)

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第50話ページ28

貴女サイド

ｼｬﾝｸｽ「弟？」

ｴｰｽ「あぁ、ルフィだ」

ルフィという名前を聞いてシャンクスの顔がパァっと明るくなった。

ｼｬﾝｸｽ「そうか!!ルフィの兄貴だったのか。そりゃあすまん事をした、謝るよ。だからそっちも覇気をしまって欲しいんだが。」

ｴｰｽ「え？あっおい!!A、戦いに来たんじゃねぇんだからそんなことすんなよ。」

あら、怒られちゃった。重かった体も嘘のように軽くなり、私も覇気をしまった。

貴「ふふ、ごめんなさいね。」

私の声を聞き、シャンクスがピクリと反応した。

ｼｬﾝｸｽ「その声…まさかAか？」

…もうバレちゃったわ…声でバレるなんてベタね。

私は猫のお面を外しニッコリと微笑んだ。

貴「久しぶりね、シャンクス。ﾆｺｯ」

その瞬間シャンクスが私を抱きしめた。。

ｼｬﾝｸｽ「久しぶりだなぁA!!」

貴「ふふ会えて嬉しいわ、元気にしてた？」

赤髪ｸﾙｰ1「Aって蒼眼のAか!?」

赤髪ｸﾙｰ2「なんて美しいんだ…」

赤髪海賊団のクルー達は突然の出来事に驚きを隠せなかった。スペード海賊団のみんなは私がロジャー海賊団に入っていたことは知っているので驚いてはいないが、突然抱き合った私達を目を見開いて見つめていた。

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