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あれから
仕事して、たまに彼が来て、仕事して。
何も無かったように変わらず過ごしてる。
だから本当に何も無かったのかなって思う時もあるけど、
CM「Aさんこの間の返事、
考えてくれてます？」
こうやって不意に、普通に、聞いてくるからまたドギマギしてしまう。
「…はい、」
CM「答えは出ました…？」
でも私がこう答える度に眉にシワが寄る彼を見るとやっぱり本気であって、彼も緊張してるんだなとわかる。
「まだ…です。」
CM「…そうですか。
きちんと考えてもらってるようなので良かったです(笑)」
彼は何とも言えない安堵した表情した。
それを見る度、心苦しい思いになる。
だって本当は、
本当は答えなんて出てるんだ。
ただそれは私の気持ちだけで周囲に与える影響とか抜きの話でしかない。
なんせ彼は上場企業の代表だ。
パーティに多く出席したり、締め切りに追われて疲れてる様子も多々見る。
そんな彼に私という重荷を背負えとは言えない。
彼なら受け止めてくれそうな気もするけど…かと言ってそれを声に出して伝える勇気も無い。
それでも
「必ず…返事しますから。」
これは私が果たさなくちゃいけない義務だから。彼の為にも、私の為にも。
CM「…はい、待ってます(笑)」
彼は眉を微かに下げて微笑むと「じゃあまた」と帰って行った。
ああは言ったものの
いつ返事ができるのか。
彼が愛車に乗り込んで去っていくのを見ながら決断力のない自分に途方に暮れる。
「…はぁ、」
自然にこぼれる溜息に、もしユノオッパに見られてたら怒られるだろうな、なんて呑気なことを考えて。
店の奥に置こうと彼のシャツを持った。
『ガラガラガラ』
再びお店の開く音にチャンミンさんが忘れ物でもしたかとぱっと振り返ると、
KH「久しぶりですね、Aさん(笑)」
「…お久しぶりです。キュヒョンさん。」
久しぶりのキュヒョンさんの登場に
ワンテンポ遅い返事になってしまった。
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waka(プロフ) - くぅーーー！！最後のセリフ言われてみたい(>_<) (2019年8月29日 1時) (
レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - そう言って頂けるとすごく嬉しいです( ； ； )完結してから2ヶ月以上経ちましたが番外編を書いたので、よかったら読んでください！コメントありがとうございます！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - wakaさん» コメントありがとうございます！返信遅くなりましてすみません＞＜ 番外編を一つ更新したので是非暇があれば楽しんで頂けると嬉しいです！ (2019年8月28日 12時) (レス) id: 8286a39511 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - 終わってしまうのが淋しいです、、。 (2019年6月16日 18時) (レス) id: ee0c3f7c1a (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - スクープってときはビックリしたけど、チャンミンがプロポーズしてよかった＼(^o^)／よかった！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S
| 作成日時：2018年2月8日 21時
