おまつり5 ページ28
瑛斗side
「え、花恋ここに来るんじゃないの？」
「あいつ、聖と会ったって言ってるけどそれでもここに呼ぶ？？」
「え！！瞳吾君きたの？ならいい！行こ！」
俺と二人きり、嫌じゃないんだ。
……なんか、嬉しい。
トコトコ歩き出した桜庭の背中を追いかける。
「クレープある！！食べたい！買ってくる！」
「子供か(笑)」
クレープ屋を見つけて、馬鹿みたいにはしゃいでる。
…もし、桜庭の彼氏になったらこんな感じかな。
いや。やめよう。
こんなこと考えるのは。
だって、俺じゃないもんな。
ずっと前から俺じゃない。
はぁ…そんなこと考えてたらなんか悲しくなってきた。
「おいひー！！」
「口に詰めすぎだっつうの」
えへへ。なんて照れながら笑いかけてくる。
、
、
いつか、俺の秘密は君にちゃんと言うから。
「寿も食べる？」
俺が桜庭のことを見てたから、欲しいと思ったって思ったのかな？
ん。なんて、さっきまで自分が食べてたクレープを、なんの躊躇もなく差し出す。
「さんきゅ」
間接キス。
こんなに心臓がバクバク言うなんて。
「美味しい？」
そのまま俺の顔を覗き込んできてさ。
「おう。」
俺は笑い返すことしかできないじゃん。
今日は……このままでいたい。
「//////////」
バッと顔を背ける桜庭。
顔の距離近かったもんな。
両手でほっぺをおさえてパチンパチンしてる。
「あ、歩こっか」
「そうだな」
ぎこちない空気が2人の間をすり抜ける。
「どっかにプリン屋とかないかなー。1番好きな食べ物n……」
突然止まった桜庭は、ある1点の方向を見ている。
……嫌な予感がする。
「希帆っ！！」
俺も、桜庭が見ている方へ、目線を移した。
「伊織君」
桜庭の目に、高宮が映る。
「1人かよ。」
「どーも。なんか、俺オマケ扱いされて邪魔そーだったから逃げてきた。」
「そーなんだー」
いつもそうだ。
前からずっと
俺はお前の登場が何より嫌だ。
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いちぴ - 凄いはまるお話で気に入りました！最新楽しみにしてます！ (2019年11月8日 21時) (
レス) id: 9cde7eefe3 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - まり夕ンさん» ありがとうございます。勉強の合間にちょこちょこ更新するようにはしているのですが…待たせてしまうことになってしまうと思います、、すみません。これからも、この小説を宜しくお願いします!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: 012283a465 (このIDを非表示/違反報告)
まり夕ン - 2ヶ月ぶりに来てみたら、全員名前変換できるようになってる＆4話増えてる！！ 受験前の大変なときに、更新して下さってありがとうございますm(__)m 受験合格されることを祈ります！！ (2018年1月16日 1時) (レス) id: 6b8bf83b3b (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - 愛花さん» おー!!!ありがとうございます!!やってみます!!これからもこの作品を宜しくお願いします♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 5d6f637f64 (このIDを非表示/違反報告)
愛花 - 自分、ふつーに、[占いツクール LINEぽいやり方]ってぐーぐるで調べたら、このサイトでやり方を投稿(?)している方が居ました。なので、このサイトで調べても出ると思いますよ。曖昧ですみません、、 (2017年12月24日 16時) (レス) id: 192c8fdc99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーさん | 作成日時：2017年7月26日 23時
