Small Shot!! (ページ31)

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3人目の妹2 ページ31

(藤井さん家の3人目の妹の続きです)
(りゅうNI-CHANが過保護なやつです)
(書いていた時は小瀧さん桐山さんどちらかとくっつけようとしていたので、どちらとも絡ませています)

『あ、流星くん、はいこれ』

【お、ありがとう】

皆さんが店内に散らばるのを見届けて、流星くんお目当てのお取り寄せライトを手渡すと満足気に笑った。へーええなあとか言いながら色んな方向から見てるけど、割れへんように頑丈に包装されてるから開けやなわからんと思うよ。

『これどこ飾るん？』

【ベッド横に置こかな】

『ベッド横～、ええと思う～』

流星くんのベッド周りに置かれたライト、うんイメージ通り。

流星くんは基本的に欲しい物は自分で探してきて、うちの店ではその輸入だけを手伝う形の顧客さん(顧客さん)やからもう気が済んだんかして店の真ん中にディスプレイされたソファに座り込んだ。

私は他のメンバーさんの様子見に行った方がええかな、あ、シゲさんめっちゃ不思議そうな顔で置物の帽子かぶろうとしてる。

違う違うそれ鉄製の置き物やから乗せたら絶対頭重くなるから。
それ置き物ですよって言ってあげやな。

見てられへんくなってシゲさんの元に行こうとしたら流星くんに引き止められた。

【あいつ絶対買うで、無視しとき】

『えっ、でもあれふざけて買うには結構高いで』

【いやアホやからほんまの帽子やと思って買うで】

『うーんわからんけど私、絶対流星くんだけにはアホ言われたくないと思うで』

【んは、なんでえ】