【Fischer's】魚達と私の縁と。 (ページ22)

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勃発ページ22

「まあ、こーゆーこともあるよ～ってことだよな。」

びっくりして振り向くとそこにはダーマがいた。

『……何を言いたいの?』

ダ「や、お前に度胸があんのか観察？みたいなとこ。」

唇をニヤリとさせる彼は何を考えているのかわからずなんとなく不気味だった。

『じゃあ、』

私はフィッシャーズに相応しくないと?

なんてこと言おうとしたがやめた。

これでは八つ当たりをしているようなものだ。

何をいえばいいんだ私は。

何を言いたい…？

度胸もない私に何が言い返せる…？

ダ「ふっはは!!ごめんごめん、そんな神妙な顔するなんて思ってなかったよ」

『っはあ!?』

ダ「確かにお前がこっからどうすんのか見てたかったのもあるよ。
でもまあ今のはシルクでも無理だろうな。」

彼は教室の中をあきれたように少し見た。

大声で笑う彼を見てどうでもよくなった。

どうせ教室の女子にはばれてる。

『見てたかったって何それ…!!笑
あんたが私のこと好きみたいな言い方。』

____冗談のつもりだった。

しかし彼は本気で受け取ったようで、

ダ「はああああああああああ!!?!?
さすがにありえねぇわ!!
お前みたいな片手で戦争起こせそうなやつなんか好きになるかよ!!!!!」

『うるっっせえええ!!!こっちの台詞だわ!!てか冗談だし!!本気にすんなぁ!!てか片手で戦争起こせそうってなんだよ!!!』

____喧嘩が始まってしまった。