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朝ごはんも食べ終えてわたしはコンちゃんときょーさん、そしてらだおに連れられて大きな部屋へとやってきた。
「らだお君と同じ対処でいいのかなぁ…」
「大丈夫でしょ。昔の俺と同じ状態だし」
『？』
「らっだぁもな、昔Aちゃんと同じで物壊してばっかで悩んでたんよ」
きょーさんが言うにはみんなと出会う前までらだおは力のせいで独りだったらしい。…そうだったんだ。
『らだお』
「ん？なんだよぼっちって言いたいのかよ」
首をふって服のすそを掴む。
『ひとりじゃないよ』
わたしの言葉に驚いたように目を丸くするらだお。
『さみしくない？』
「…まあ俺寂しいなんて一言も言ってねぇからなぁ〜何とも思わねぇかなー」
ぶっきらぼうにそう言うらだおだったけど、その顔はどこかうれしそうだった。
「んじゃあ始めよっか。Aちゃんこっちおいで」
『なぁにそれ』
「んー…物を壊さなくなるお薬かな」
『…うん』
コンちゃんに手招かれ、こわかったけどガマンしてお注射をうけました。
『ゔ〜っ』
「うん、いい子いい子」
目をぎゅっと閉じて注射をたえていれば、液が入ってくる感覚が終わりテープで止められる。
コンちゃんは「よく頑張れたね。偉いぞー」とあめをくれた。
『らだおらだお』
「ん？」
『だっこ』
「…しょうがねぇなー」
手をのばせばらだおはぶつくさ言いながらも抱きあげてくれた。
「てかきょーさんでいいじゃん。なんで俺？」
『らだおでいいかなって』
「妥協してるんじゃねぇよ」
「…なんか二人共急に仲良うなったな？」
「だよね」
言い合うわたしたちをきょーさんとコンちゃんは驚いたようにみつめていた。
※※
そしてお昼頃。ぞむが到着してわたしを発見するなり抱きしめてきた。
「A〜っ！ハゲになにかされてへんか？！」
『だいじょうぶ』
「あっそうだよゾムさん俺禿げてねぇからな？！ふっさふさだからな？！」
思い出したかのようにらだおがぞむに掴みかかる。
「え？年中ずっとニット帽被っとるやないですかwそういう事なのかとw」
「そしたらゾムさんはパーカー被ってるじゃんか〜何？そういう事なの？w」
2人は睨みあってばちばちと火花をちらす。
『…』
だけどわたしは体がおもくてコンちゃんにかけよった。
「ん？どうしたの？」
『からだ、おもい』
「…薬が効いてるんだよ。明日までは我慢してね」
『ゔー…』
お薬効いたらもの壊さなくなるのかな。
なら、がまんしなきゃ。
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へまとふぃりぃあ - 設定を見るたびに思うのです。とんかつ…食べるの？ぬいぐるみの豚にその名前つけたの？銀の匙かな？ 以上です。とても面白く、そのうち腹筋が割れるのではと心配です (2020年10月9日 21時) (
レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
はな - ハゲハゲそんなのいーやーでお茶ふいた (2020年10月2日 12時) (レス) id: 665f3a7ddc (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 最近お返事返せずすみません。リアルがかなり多忙でして、言い訳とわかってはおりますがコメントは全部ありがたく読ませていただいております。皆さんありがとうございます。次章までまたお付き合い下さると有難いです。 (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬(プロフ) - 我々箱推しさん» 書き方が悪かったですね！完結は次章予定です！続編はその後に執筆します！ (2020年9月18日 21時) (レス) id: 3009402549 (このIDを非表示/違反報告)
我々箱推し - 完結&続編おめでとうございます！続編も、黒瀬さんのこと応援します！ (2020年9月18日 18時) (レス) id: 89d985a64d (このIDを非表示/違反報告)
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