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syp side
『それでね、ぐるさんがね』
チーノとロボロさんが気を利かせて部屋から出て、俺と彼女しか居らんモニター室にて。
先程まで泣いてた少女は嘘のように花のような笑顔を浮かべてインカムの向こうにいる相手に笑っていた。ゾムさんええなぁ…羨ましい(カメラで無音撮影)。
なんて端末を片手に見守っていると、彼女からきゅう…という音が。時計を見れば針は20時を指している。そろそろ夕食を摂らせないとトントンさんに怒られてしまう。
「…すみませんショッピです。Aさん寝起きで夕食食べてませんので、そろそろ行きますね」
彼女からインカムを失礼し耳に掛ける。するとゾムさんの《少し寂しいけど、しゃーないな》という声が聞こえてきた。
『やだ！まだおはなしする！』
「でもAさん泣き疲れてるのかまた眠くなってますよね？」
『むぅ』
「帰ってきた時うんと甘えればいいじゃないですか。ね？」
目線を合わせる様に屈んでそう諭せば唇を尖らせながらも彼女は小さく頷いた。
「つーわけで切りますね。早く帰ってきてあげてください」
《当たり前やろ。全力で仕事終わらせるわ》
そんなゾムさんの声を最後にインカムの通信は終わった。
※※
「…どういう状況なん？これ」
「あ、トントンさん」
食堂に切れたコーヒーを補充しに来たトントン。
そこで見たものは船を漕ぎながら夕食のうどんを食べたり寝かけたりするA、携帯を手に蹲るショッピ、それを眺めて笑ってるチーノとロボロの姿だった。
「ご覧の通りです」
「成程、カオスなのだけはわかったわ」
大方Aはうどんをもぐもぐしながらうとうと眠くなってる姿が可愛くて悶えてるだけなのだろう。いや、確かに可愛いけども。
「Aで遊んでないではよ終わらせたれや。風呂とかもあるんやから」
「…一緒に入るのは」
「ダメに決まっとるやろ」
中身は幼くとも体は16歳。下手に何かあったらまずいし何か起きないとも限らない。ので、男にしか興味のないペ神しか正直任せる事が出来ないのだ。
「…とりあえず食事終わらせましょ」
「そうやな」
トントンさんがコーヒー豆の入った容器を置いて箸を手にする。
「ほら、残り食べーや」
『むぐ…』
「ほら、あーん」
『あー…』
「ﾝ゛ｯ゛ｯ゛」
胸を抑え蹲るショッピを横目に、オカントントンは残りのうどんを見事に平らげさせたのだった。
「トントンさん流石っすわぁ」
「流石オカンの手腕やなぁ」
「うるせぇ蹄でどつくぞ」
.
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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