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あの後大先生がAに何とか取り入ろうと謀るが全て失敗に終わり、しょんぼりしながら自室へと帰っていった。
「なぁ、なんで大先生嫌いなん？」
『(ぷいっ)』
「生理的に無理？」
『…かくしてる』
「何を？」
Aにそう聞くが、それには答えずぎゅっと背中に抱きつくだけ。仕方なく話をそこで終わらせ自室へと戻ってきた。
「さ、寝るで」
そう言えば床にちょこんと座るA。
ため息をついて小さな体を抱き上げてベッドに横にした。
『ねないの？』
「寝るけど、ここでな」
そうすれば目をまん丸にして俺をみあげる。
風邪ひいたらどうすんねん…俺の部屋とはいえ、流石に女の子を床に寝かす趣味は無いわ。
そのまま自分も布団に入り小さな体をぎゅっと抱きしめる。そのまま背中をとんとん叩いてやれば、きゅっとシャツの裾を掴まれた。
「眠いん？」
『…ん』
眠そうに目をしぱしぱさせる姿に小さく笑う。
大丈夫やで。傍におるから。
「おやすみな、A」
柔らかい髪を撫でるようにすれば、やがて心地良さに寝付いたのかすぅすぅ寝息が聞こえてきた。
自分もまた目を閉じて明日を待つ。
明日はきっといい日になる。確証もないが、なんとなくそう思った。
※※
『ぞむ』
「…ん……」
『おきて、ぞむ』
「んん゛〜っ」
仰向けに寝てる俺の上で腕を伸ばして頬をぺちぺち叩くA。おはようと寝ぼけ眼で言えば、満足したのか俺の上から降りて出入口の方へとぱたぱた走っていった。
『えーみーる、おきた』
「ご苦労様です。Aさんはお利口さんですね」
んへへ、とはにかむAを撫でるエミさん。いつの間にそんな仲良くなっとんねん！
「ゾムさんが寝てる間に少しお話したんです」
「心読まんといてや…」
盛大にため息をつく俺の寝巻きのタンクトップをくいくい引っ張るAは『ごはん』と言って俺を急かす。あ、わざわざ起こしに来てくれたんか。
「…ええか？A。俺起こす時は頬にちゅーせなあかんのやぞ」
そう嘘を言えばエミさんは小さく「うわ…」と顔を歪めた。ええやん別にちゅーのひとつくらい。減るもんやないやん！
『…んっ』
「あ」
「…へ？」
頬にぷに、と柔らかな感触。それに目をやれば背伸びをしたAが唇を押し当てたあとで、その可愛さからベッドに崩れ落ちた。
『？』
「自業自得、ですね」
「うっさいわ…」
.
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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