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あの後だいせんせいからにげたかったわたしはらんらんのお手伝いをするべく着替えて飼育小屋へと向かった。
ツナギ?に着替えて長ぐつを借りるけど、大きくて歩くたびカッポカッポいう。おもしろい。

「俺のヤツだから大きいね」
『らんらんの?』
「そうだよ」

らんらんの足大きいね!と言えば「男だからねぇ」と優しくほほえまれた。そのままにわとりのご飯を預かり、仕切られてる部屋のなかへと足をふみ入れる。

「あ、やべっ忘れてた」

わたしがふみ入ると同時にふわふわの黄色いひよこ達がぴーぴーなきながら足もとに群がる。

『え?わっ、らん、らっ』

そのままひよこ達はよじ登ってきて、あっという間に胴体までおしよせる。

『ら…らん、らぁあああっ!!!』

怖くて泣きさけぶわたしを、らんらんは笑いながら助けてくれた。

※※

「ごめんね。最初から餌持ってるとこいつらすぐ群がってくるから袋持って入って餌箱に直接入れるんだった」
『ぐす…っ、ひっく、うぅ゛…』

えさ箱にむらがるひよこ達がいる部屋のとなりでらんらんにしがみついてぴーぴー泣く。らんらんはひたすら謝ってくれてたけどこわかったものはこわい。

泣きじゃくるわたしにひとらんはポケットから小さな包みをとり、それをむいた。

「本当にごめんね。お詫びと言ってはなんだけど、これあげるから」
『…?』
「あーん、して?」
『…あー』

パカ、と口を開ければ黄金色のガラスのようにすき通ったあめが口の中に押しこまれる。

『もぐ…あま…』
「これね、べっこう飴って言うんだ」

独特の甘さが口いっぱいにひろがり、泣いてた事なんてわすれたようにそのあまさにあっという間にご機嫌になった。

「もう一個あげるから後で食べてね。あと、うさぎの小屋行くからそこをやれば終わりだよ」

そうらんらんに手を引かれうさぎ小屋へ。
中に入れば白げの赤目の子達がぴょこぴょことはねていた。

『うさちゃん!』
「コイツらは大人しいからさっきみたいにならないよ」

足を踏み入れ屈んでみる。
ぷぅーと鳴くうさちゃんを抱きあげればふわふわで、だき寄せれば鼻を押しあてられはにかんだ。

『らんらん、うさちゃんかわいい!』
「でしょ?」

隣にやってきて腰掛けるらんらんは私の頭を優しくなでる。

『…らんらんはうさちゃんさわらないの?』
「んー?兎みたいに可愛い子愛でてるからいいの」
『う?』

らんらんと過ごす時間はなんだかしんせんで、とても楽しかった。

.

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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです!夢主ちゃんが可愛すぎますっ!見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ!より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ!!悪戯好きなのかわいっ!みんなも夢主ちゃんと言おう!せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって?この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ?毒舌の子?が好きなんよー!!!ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒瀬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月29日 15時

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