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os side
ショッピ君から受けとった資料に早速目を通す。
___"我が国の最終兵器"、ねぇ…
白い髪に赤い眼を持つ少女。
その子に"合言葉"を言えばその力を振るうと書いてある。なんやこれ御伽噺か何かか？
やけど目の前にはこの特徴を持った女の子が我が国の核とも呼べる総統の膝の上で一緒にケーキを食べている。本当にこの子が？やけどトントンを一撃で沈めた力は本物や。
「猫を被ってたりは？」
「せぇへんと思う。ゾムがすっかりお熱なんやけど、いくらでも殺すチャンスはあった。なのに何もせずべったりしとんねん」
「成程」
ショッピ君はそう聞くと再び黙ってグルッペンとAちゃんを見る。ショッピ君から見てもやはり違和感は感じられないのだろう。
「…ショッピ君にも聞きたいんやけどな？あの子16歳なんよ」
「は？マジですか？」
「おん。やけど、変な素振りもないし嘘をついてる気もしないんよ…」
どう思う？と率直に聞いてみる。
「…まるで本来の性格を、子供の性格で上書きしてるような感じですね」
「上書き？」
「はい。例えば…元々先にあったゲームのデータを上書きしちゃう感じです」
なんてショッピ君が言うが、あながち間違ってないかもしれない。
もし仮に強大な力を持つ存在を、いざと言う時に使えるようにするにはどうする？
拘束している間に力が衰えるかもしれないし下手すると拘束を解いて暴れることだって考えられる。
…なら、予め作り上げた"大人しい性格"で上書きし、必要になったらそれを解く？そうした方が1番都合がいいかもしれない。
「…成程な」
ショッピ君に礼を行ってAちゃんの前に屈む。
ビー玉のような瞳が俺を映した。
「なぁAちゃん」
『…ん』
怖いのか警戒し出す彼女の頬を優しく撫でる。
「怖がらせてごめんな？でも、皆Aちゃんと仲良くなりたいんよ」
『…ほんと？』
「ん。仲良くなりたいから必死や…やから」
小さな手を握り締める。
「もう少しだけ我慢してくれへん？何とかしてゾムと一緒に居れる時間作るからさ」
じっと曇りのない瞳で見つめられる。
やがてそれは細められ、優しい力で手を握り返された。
『…えっと』
「…まんちゃん、でええよ」
『まんちゃ、うんっ！』
仲良くなれるようにあだ名を言えばはにかみながら口にするAちゃん。
「…か、」
『か？』
「可愛いめぅ〜！」
『むぎゅっ！』
可愛くて抱き締めたらゾムに睨まれる。
ええやん別に減るもんやないんやから。なぁ？
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くまくまちゃん(いろ)(プロフ) - おもろいです！夢主ちゃんが可愛すぎますっ！見た目年上でも中身絶対年下じゃん…(12歳) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - だ！より、とりあえず、夢主ちゃんが、可愛い(°∀°) (2020年9月24日 5時) (レス) id: e0b0a3b941 (このIDを非表示/違反報告)
闇(プロフ) - 夢主ちゃんが可愛っかったです。(作文風)せーの、「はげー」すいませんした (2020年7月29日 5時) (レス) id: c58c36be65 (このIDを非表示/違反報告)
らりるれろん(プロフ) - 夢主ちゃんかわぁぁぁぁ！！悪戯好きなのかわいっ！みんなも夢主ちゃんと言おう！せーの、「はげー」(((ごめんなさい (2020年7月28日 23時) (レス) id: 2108271c54 (このIDを非表示/違反報告)
茉鈴(プロフ) - まって？この子好きなんですけど。可愛い顔して怖いこと言うさ？毒舌の子？が好きなんよー！！！ごめん独り言です。 (2020年7月26日 17時) (レス) id: 3c50c30f7a (このIDを非表示/違反報告)
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