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『...ねぇ、誰、この人達』


リビングの扉を開けるとそこには
見知らぬ男女が四人程居た。


「コイツらは新入居者?」

『...は?』

「どーも!今日からお世話になりまーす!」


僕が驚き、口をぽかんと開けていると
とても煩い元気な声が聞こえてきた。


「あ、俺 絹針 優輝(きぬばり ゆうき) って言います!」

「私 副島 華(そいじま はな) って言います...!」

黒井 咲顔(くろい えがお) っす」

鮫島 藍斗(さめじま あいと)です〜」


次々と自己紹介をしていく彼ら。


「あ、俺はここの大黒柱、黒鬼 霧矢(くろき きりや) な、宜しく」

『...黒須(くろす) A 』


己も小さく自己紹介すれば
黒鬼の腕を掴み、ずるずると
廊下へと連れ出した。

参→←壱



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作者名:無名 | 作成日時:2020年7月4日 15時

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