検索窓
今日:8 hit、昨日:69 hit、合計:39,837 hit

-07- ページ8

.







電車に乗り込んで、数分。
Aは渋谷駅に降り立った。









「渋谷で降りたね…。」

「よし、行くぞ。」








Aに見つからないよう、尚且つ見失わないように追い掛ける。










「…時折、スマホを見てるから誰かと待ち合わせている…のかもな。」








Aは人がいる商業エリアより少し離れた少し自然があるエリアに来ていた。











「迷わず来てるって事は何回か来ていたっぽいな…。」

「帝丹高校に赴任する前にいたのかな?」










Aはとある場所に入っていき、新一と蘭もバレないように慎重に敷地内に入っていった。












「此処って武蔵神社だよな…」










『おーい、何処まで付いてきてんだ。』

「「!!?」」









突如、話しかけて来たAに驚いて尻餅をついてしまう。
今の今まで尾行していた人物が話しかけて来たのだから











『バレバレだっての。それでも高校生探偵か?』

「…俺も探偵としてまだまだだな。」

『でも、流石に私情で人を尾行するのは人としてどうかと思うぞ。探偵は依頼あっての仕事だからな。』

「…はーい、すみません。」









「お、A来てたのか。」








説教されていたら、どうやら待ち合わせ相手が来たようだ。










『ケースケ。この前ぶりだな。皆は?』

「マイキーとドラケンは遅れるってよ。…こいつらは?」

『あー…俺の生徒。』

「まじか!実際にAの生徒見るとお前が教師だと実感するワ。」













長い黒髪で笑った拍子に見えた八重歯。
Aと同様、見ただけでも分かる少し鍛え上げられた体格。

新一は、彼の職業についてきになってしまった。







「あの、お兄さんは何の職に就いているんですか?」

「俺?ペットショップ!」

「ぺ、ペットショップですか…?」

「おう!俺、動物好きなんだよ!」










思いがけない答えに呆気にとられる。













『まあ、ケースケの見た目からじゃペットショップの店員なんて想像できないな笑』

「なんだよ、嫌味か?」

『いや』










彼等のやり取りを見ている感じ、仲の良い関係のようだ。
教師とペットショップの店員…大学からの友人ではないのはすぐに分かった。













『…もう夜も近いからそろそろ帰りなさい。』

「えー、まだ大丈夫ですよー。」

『よくない!』









半強制的に2人をを帰すことに成功したAだった。

.

-08-→←-06-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mzhama(プロフ) - こんにちははじめまして。コナンとのクロスオーバーめちゃ楽しいです。更新楽しみにしております!頑張って下さいね。お気に入り登録させてもらいました。 (2022年11月15日 14時) (レス) @page32 id: ef4e2691e4 (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 好きな東リべとコナン!神作だ!これからも頑張ってください! (2022年8月17日 15時) (レス) @page6 id: b9590ea390 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:liquor | 作成日時:2022年7月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。