⭐︎車好きの双子 ページ10
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A「景光どれが良い?赤か、黄色か…あ、白い車もあるよ」
スーパーのおもちゃ売り場
目の前には
たくさんの車のおもちゃがある
Aに抱っこされて
しゃがみ込み
お店の陳列棚を見ている
研二「フォード マスタング シェルビーGT500か、
フォルクスワーゲン・タイプ1か…
俺はマツダのRX-7 FD3Sが良いと思うけど!」
陣平「ここは王道にポルシェ356Aはどうだ?」
双子の兄は
たくさんの車に大興奮
とっても車好き
車のいいところと特徴を
目を輝かせて一生懸命、
景光に説明するけど
Aと2人で目を合わせて
「全然わからないね」
とAの一言
A「好きな車選びな〜一つ買って良いよ」
景光「ママ」
A「ママは車じゃないよ。どれがいい?これ?」
景光「ママ…」
Aをじっと見つめる景光
困惑するA
航「母ちゃんが選んだ車が良いって事じゃねぇか?」
A「あーそう言う事?」
一歩引いて見ていた航が助言する
Aが「じゃぁこの白いのにしよう」
と手に取ると
嬉しそうに頷く景光
航は「俺はなんでも良い」って言って
双子が欲しい車にしてた
A「航は昔から何も欲がないよね〜」
航「そうか?」
A「小さい時から研二と陣平は車好きで、
見つけたらテコでも動かないけどさー…
そう言えばあのおじさんどうしてるかなぁ」
航「おじさん?」
スーパーからの帰り道
買ってもらった車を
嬉しそうに眺めながら歩く双子と
景光を抱っこして歩く航
Aは
お買い物袋を持って歩く
A「航はもう小学生だったから知らないか」
、
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作者名:砂希流 | 作成日時:2022年7月20日 2時