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漆話 ページ9

主人公side

刀を仕舞い、振り返り少女に優しく声をかけた。

「もう大丈夫だよ。ごめんね。私は用事が出来てしまったから、そこにいるお兄ちゃん達に町まで送ってもらいなさい。」

そう言うと少女は分かったといい、鬼狩り達のほうに向かった。

押し付けてしまったが、大丈夫だろう。階級も低そうだったから、少女を置いて私を追いかけてくることも無さそうだし。

そう思い山の奥に向かう。

向かおうとした。

「ウォォォォォ!!!!俺と闘え!!勝負!!勝負ゥ!!」

「は?」

猪頭の少年が突進してきた。

「ちょ、待て!私を」

「獣の呼吸 参の牙 喰い裂き」

そこまで言った所で突進してきた猪頭が躓く。足元にあった石に気づかなかったのだろう。躓いた拍子に持っていた刀が2本とも宙に浮く。うち1本は私の近くに刺さる。もう1本は円を描くように猪頭の首に向かう。

猪頭は動かない。躓いた場所が良くなかったのか?なら、勝負とか挑むなよ阿呆なのか。他の奴らも助けに来るには少し遠すぎる。

「糞……。過保護も大概にしてくれ……。」

落ちてくる刀を腕を犠牲に受け止める。痛い。大分、とても。本当になんで勝負挑んできたんだこの猪頭。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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豆乳まみれ(プロフ) - かなとさん» ご注意ありがとうございます。今後は無いように気をつけます。 (2019年6月25日 16時) (レス) id: daab340e9d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月25日 16時) (レス) id: 0c7d089a93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:soymilk31 | 作成日時:2019年6月25日 16時

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