ん家3 (ページ18)

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赤side

車に戻ってきた淳太は1泊やのに
ボストンバッグを持ってきた

赤「多いやんけ！」
黄「いやいや！少ないやろ！」
マ「何日泊まるんですか？」
黄「今夜だけー」
マ「いや、多いでしょ！」

マネージャーさんも笑ってるやんけ！

黄「シゲの家何あるかわからへんのやもーん」
赤「なんでもあるわ！」
黄「化粧水も？」
赤「貰ったやつがある！」
黄「美容液も？」
赤「なんか貰ったやつあるやろ？」
黄「適当やん！ホンマに期限とか大丈夫のやつ？」
赤「あんなん何年前のでも使えるやろ！」
黄「やっぱりそういうのあかんってばー」
赤「アカンの？」
黄「知らんけど」
赤「知らんのかい！」

俺らの掛け合いにマネージャーさんはまた笑っている

マ「はぁーぁ、面白いですね」
赤「ボケてへんわ！」
マ「そろそろ重岡さんの家近くですけどスーパーこの辺あります？」
赤「あぁ！次の交差点左折してくれたらあるから。そこでええわ」

俺の家からは歩いても15分せんぐらいの近さやし
そんなに荷物増えへんやろうからな

マ「車で待っていましょうか？」
赤「持って帰れるから大丈夫やでー」
黄「最近忙しいやろ？少しでも休んでや？」
マ「お気遣いありがとうございます」

スーパーの前で下りてマネージャーさんを見送る

赤「よし！スーパーいくどー」
黄「へー。こんな店あるんやね」
赤「え！スーパーも来んの？」
黄「それぐらいは行くわ！」

カートを出してきて淳太の荷物をそれに乗せつつ
店内を見て回る

必要な材料は頭の中にあるから
どんどん入れていく

黄「なぁ、シゲの家お酒あるん？」
赤「ビールとかならあるんやないかな？」
黄「買っていってもええ？」
赤「ええよ。淳太の呑みたいの選ぼ」

お酒のコーナーなんか普段は見んけど
淳太の為にそっちも寄る

赤「なんか色々あるねんなぁ」
黄「シゲは？呑まへんの？」
赤「俺はええわ」
黄「そっか。なら少しにしとくわ」
赤「ええよ。遠慮せんと呑み？」
黄「違うねん。最近弱なってて。やから自主規制」
赤「あんなに呑むやつが弱なってんの？」
黄「呑みに行かれへんようになったからかな？」
赤「なるほど！」

何本か瓶を入れて
「炭酸もほしいなぁー」
なんてルンルンで探してるけど
そんなのも可愛いわぁ

まぁ、絶対言わへんけど

カゴもいっぱいになったのでレジへ向かう

黄「ぁ、お金出す」
赤「ええって！ここは出すから」
黄「え？奢ってくれるん？」
赤「おん、後払いして？」
黄「後払い？」

そう、身体でな？