kazuya ページ6
今日は訪問日だ
訪問日は里親希望者が施設の様子を見に来る日
こうゆう日は不調になる子が多いから一気に全員は施設にいないようにしている
今日は年上組が施設に残り、年下組たちは学校に行った
「今日の訪問日どんな人がくるんやろねー」
和「そやなー、いい人やといいな、」
あまり朝から元気がないこの子は女の人が苦手なので訪問日の日はいつもの元気印な彼とは真逆になる
大「YouTuberの人とか来たりせんのかなー」
丈「それはないやろ笑、大吾夢見すぎな笑」
どんよりした空気にならないようにいつも通りよりちょっと盛り上がって2人は会話している
年下組がいない今この中で1番年下なのは和くんだからいつもは弟とわちゃわちゃ遊んでるけど今日は私にずっとくっついてる
「大丈夫、きっといい人来てくれるよ」
和「うん、、」
ピーンポーン
「あ、来たね」
施設の人に案内されて30代ぐらいの夫婦が入って来た
夫婦に施設の人が私たちのことを説明してる
女の人がびっくりした顔でこっちを見てる
多分和くんのことを聞いたのだろう
夫婦が2人でこっちに近づいてくる
和くんの私の手を握ってる手が強くなったのが分かった
丈も大ちゃんも驚いたようにこっちを見てる
夫婦「私たち面談の時からあなたのパパとママになりたいと思ってたのそちらの女の子も一緒でも構わないから少しお話してもいいかな？」
和 コクッ
管理室に移動して来客用のソファでその夫婦の向かいに座らされる
いろいろなお話を聞いた
それと同時に和くんの息が荒くなってるのがわかった
少し休憩を貰うことになって夫婦はリビングで2人と話してるらしい
念の為酸素取りに行こうと思って施設の人に和くん見てもらっている
すると管理室からビックリするぐらい大きな泣き声が聞こえてきた
ダッシュで戻ると管理室の外で慌てる奥さんとソファから崩れ落ちて過呼吸寸前の和くんがいた
妻「ご、ごめんなさい、忘れ物取りに来たらたまたま和也くんが1人で鉢合わせてしまって、、」
「大丈夫なのでリビングに行っててもらえますか、すみません」
奥さんは足早にリビングに戻って行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 159人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sora(プロフ) - らおさん» リクエストありがとうございます！書かせて頂きますのでしばらくお待ちくださいm(_ _)m (2022年9月26日 12時) (
レス) id: f8220a7f90 (このIDを非表示/違反報告)
らお - みっちーがパニックになってお姉ちゃんに助けを求めるお話などできますでしょうか？ (2022年9月24日 16時) (レス) id: 824bd81ecb (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - 名無し18750号さん» はい！大丈夫です！ (2022年9月24日 11時) (レス) @page11 id: f8220a7f90 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - つつじさん» リクエストありがとうございます！書かせて頂きます！しばらくお待ちくださいm(_ _)m (2022年9月22日 21時) (レス) id: f8220a7f90 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - はなさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！しばらくお待ちください！ (2022年9月22日 21時) (レス) id: f8220a7f90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あお | 作成日時：2022年9月19日 22時
