ころんside ページ49
『ころにぃ……！』
ﾊﾟｯと目を開いた
真っ白な天井が見えた
横を向けばAが瞳には大粒の涙をためて、目元をはらして泣いている
こ「ｯ!?Aどうしたの!?」
僕は飛び起きる
すると頭に激しい痛みが走った
こ「ｯ……！」
『ころにｯ……！』
な「まだ動くな、ころん」
こ「……お前もいたのかよ」
『お医者さん呼んでくるね!!』
な「A、廊下は走らn……」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ななもりの注意も聞かず勢いよくドアを閉めてしまうA
そんな慌てなくていいのに……
な「はぁ……ま、いいか。ころん、お前に話がある」
そう言って真剣な顔で見てくる
こ「なんだよ……」
てゆうか、僕死んでないの？
……だる……
な「Aのこと好きか？」
こ「……色々こっちにも事情があって好いてるふりしてる」
そう、僕はAのことを利用したんだ
さいてーな男
あぁ、なのに死ねなかった……
な「……んなよ」
こ「え？なに？」
な「ざけんなっつってんだよ……!!!」
こ「ｯ!!」
びっくりした……急にでかい声ださないでよ……
ここ病室だよ？
な「なんだよ、『ふり』って……!!
こっちは……！」
それでもかまわず続けるななもり
『ふり』なんて言って怒ってるのかな
でも、しょーがないじゃん
本当のことなんだから
な「こっちは、本気で何年も好きなのに……！」
その言葉が妙に心に刺さった
いや、違う、心に傷を付けた
刃物でやられたみたいに
こ「ｯ……なら、告ればいいじゃん」
なんでこんなに心が痛いんだろう
……それが飛び降りた時の衝撃でなっていることだと願った
な「そんなの……!!できねーよ……！」
彼は苦虫を噛み潰したような顔で苦しそうに呟く
「僕は」
「僕の本心は……」
「本当は……」
、
「Aのことなんて嫌いだよ」
丁度、そのときだった
まるでタイミングを合わせたかのようにピタリと
ｶﾞﾗﾘとドアが開いて
『お医者さん、呼んできたよ』
Aが泣きそうな顔しているのが見えた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夏休み終わるまでに完結させたい……!!
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れい(プロフ) - 押しても見れなくなってて。 (2022年11月21日 7時) (
レス) id: 84e774793a (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ(プロフ) - れいさん» 最後のページまで読んでくださいましたか？最後のページにこの小説の続きへ、と書かれているのでそこから飛んでいただけると…💦返信が遅くなり申し訳ありません🙇 (2022年11月20日 17時) (レス) @page50 id: 0df261d861 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編てどこから見れますか？ (2022年11月8日 20時) (レス) @page50 id: 84e774793a (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ(プロフ) - ににーさん» えー……と……？（脳内で色々いいように変換してます）なーくんの性格が好きってことですよね！（）ありがとうございます(*´∀｀*) (2021年8月2日 20時) (レス) id: 0df261d861 (このIDを非表示/違反報告)
ににー - なーくんの感じが、めっちゃ好き！ (2021年7月25日 0時) (レス) id: 5fef0bb4eb (このIDを非表示/違反報告)
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