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入園申し込みで… ページ26

***



今日は拓弥の幼稚園の入園申し込みの日。



秋の早朝は、結構冷えるなぁ…


「こんな時に限って実弥、夜勤なんですよねぇ。
あ、煉獄さんによろしく伝えてほしいって言ってました」

「はは。不死川の仕事は大変だからな!仕方ない!俺も代わりを出来ず、すまない」

「やだ、何を言ってるんですか?謝まらないでください。詩乃ちゃんに結ちゃん達を預かってもらっただけで助かってます!おまけに迎えに来て頂いたりまでしていただいて。ありがとうございます。」


園庭には、申し込みのために順番待ちの父兄が並んでいた。私と、煉獄さんもそれに続いて並んでいる。


はあ……っと息を吐くと白く煙る。
寒さ対策にカイロを貼りまくった。
そして、手袋をしていても指先が少し悴み
擦り合わせていた。


9時からの受付までに、何人並ぶのだろう。

既に50人位並んでる……



並んでいる人を見る。

あ、あのお母さん、半日入園の時に見かけたなぁ。
あのお父さんも…。


すると、後ろから声をかけられる。


「すみません。最後尾はここですか?」

「そうですよ…………あ!」


半日入園で、あの紺色の瞳の男の子のママ!
つい……じぃっと、見つめると

「あら?私の顔に何かついてますか?」

紫色の瞳のママは、にっこり笑った。

「あ……すみません!あの!半日入園でお会いしましたよね?」

「はい、覚えてますよ?そちらの黄色い髪のパパさんもね?」

煉獄さんに目を向けた。

「む!よく見れば……胡蝶じゃないか?」

「あら?分かっちゃいました?今は冨岡ですけどね」



……え。まさかのお知り合い??
驚く私に説明をするママ。



「煉獄さんは、私の働く病院によくいらしていたので。」



「そうなんですか!!世間は狭いですね」












「そうですねぇ……しいて言うならば、私はあなたのこと……『予定時刻より早いですが、只今より受付開始します!順番に申込書提出願います』……あらぁ、始まっちゃいましたね?」



私のこと……?



その後なんだろう……?




気になるけれど、列が動きだしたから聞き返すことも出来なかった。

知りたくない→←ね……ねじゅ?



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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥   
作品ジャンル:ラブコメ
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柚葉(プロフ) - ドキドキ💦😵 (2023年1月7日 5時) (レス) @page49 id: d20b43a216 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんと子供が無事でありますように。母子共に無事でいて欲しいです。 (2023年1月3日 17時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - すみません。ありがとうございます。 (2023年1月3日 12時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
えのき(プロフ) - kanayamamoto112さん» わわ!楽しみと仰っていただきありがとうございます。益々更新頑張れます!心配になっちゃいますよね?波乱たっぷりで申し訳ないです(;゚∇゚)後程アップしますので少々お待ちを。また、ここで説明しきれないので、こみゅにメッセージしました。ご確認くださいませ。 (2023年1月3日 11時) (レス) id: 9c3da7f4d0 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 良かったです。ヒロインちゃんと不死川さんと子供達の親子で一緒にいるシーンが好きです。ヒロインちゃんと不死川さんの息子の拓弥君と煉獄さんと詩乃さんの娘ももかちゃんの子供達の恋の行方も楽しみです。炭治郎や禰豆子やカナヲ達の登場も気になります。 (2023年1月3日 11時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えのき | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年9月25日 13時

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