2話 ページ3
Aside
「Aちゃんお疲れ!!今日もナイス営業ぶりだねー。」
そう言って背中をペンペンと叩いてくるのは仕事の先輩。
何かと仲が良く、また、先輩の好きな…う、歌い手?という方のライブ等のイベントに付き合っている為、気に入られているのだ。
勿論、キス魔なのは内緒だけど。
「Aちゃんの笑顔を見ていると、推しの笑顔に似ていて癒されるの。」
輝かしい笑顔でそう言う先輩。
「推しって確か…も、もふもふさんでしたっけ。」
「違う違う、まふまふ。まふ君だよ。」
苦笑しながら言われても、興味が無いから分からない、ライブは行ってもキャーとは言わず、適当にペンライトを振り回してるレベルだ。
本当に行きたい人に申し訳ないな、と思いながら、尊敬する先輩の言うことには逆らえないので毎回付き添う。
「前After the Rainのライブ行ったよね。そらるさんとまふ君の男の友情感がこう…ガツンと!!」
「ふふ。」
我ながら乾いた笑いだ。仕方がないと言えば仕方がない。
と言うかなんかまた、変な名前出てきたぞ。
それるさん?そろるさん?もう忘れてしまう辺り、やっぱり興味は無い。
「Aちゃん可愛いから、直ぐファンサされそうよね。羨ましいー!」
美人の先輩に言われて何だか嬉しい。
でも先輩、私変な性癖持ちなのでされませんよ。
なんて言わず。
自分が分からないことには笑顔が必須だ。
先輩に対しては、推しへの愛が強すぎて呆れ笑いになりそうだけども。
「こらー。そろそろ帰れー。」
さらに歳上の先輩に言われ、私達2人はいそいそとお互いの帰路に着いた。
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彩華 - 何この神作品!私が書いてる小説とは全然違う...!良かったら私の小説読んd))))) 殺人犯との鬼ごっこっていう名前だy)))))←宣伝するな (2019年8月22日 18時) (レス) id: e742c3b57e (このIDを非表示/違反報告)
飴 - りっちゃんさん» こんな気まぐれに書いた作品を読んで頂きありがとうございますw (2019年8月19日 22時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃん(プロフ) - ああああ!!なんで高評価って一回しか押せないんだあああ!!!(うるさくてごめんなさい) (2019年8月19日 16時) (レス) id: 75e3c0ea04 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 狂鬼さん» 先を書いてきます…w (2019年8月19日 16時) (レス) id: abf4ad4153 (このIDを非表示/違反報告)
狂鬼(プロフ) - 飴さん» お?またまたいい展開だ。あまちゅ56されねぇかなそらるんに…← (2019年8月19日 16時) (レス) id: b1fcaf3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴 | 作成日時:2019年8月5日 16時