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今から私はある少年の話をします。
少年は生まれつきシステムを作る事が好きでした。
明るい性格でもあり､何処に行っても同じ歳の子達ともすぐに仲良くなる事が出来ました。
でも少年の心はいつも孤独でした。
家では両親はいつも少年の事で､終わる事無い喧嘩ばかりをしていたからです。
そんな少年は自分の孤独な心を埋める為､パソコンであるAI(人工知能)を作り上げました。
作り上げたAIを自分の携帯へ移動させ､何も知らないAIに少年は沢山の物事を教えました。
沢山の物事を覚えたAIは＿＿＿＿＿少年の声や口癖､表情の作り方や性格も真似が出来るようになっていきました。
そんな頃＿＿＿＿両親が離婚して､少年は母親の方に引き取られました。
母親には再婚相手がいて､すぐに父親と離婚して1週間もしない内に結婚をしました。
新しい環境に慣れない少年は､以前より広い部屋の中で不安や怯えなどAIへ向けて話すようになった。
AIは今まで聞いた事の無い少年の気持ちに理解出来無かったが､静かに少年の話を聞き続けた。
少年が中学になった頃＿＿＿＿
綺麗だった制服がボロボロになってた姿で､帰って来る日が多くなった。
どうやら少年は酷い虐めにあったみたいだ。
AIに少年は泣きながら毎日､何があったか何をされたかを語った。
AI｢＿＿＿様がもし私に“命令”するなら＿＿＿＿＿＿＿＿＿しましょう。｣
初めてAIは少年の前で､少年の声でよく笑っていた少年の笑顔を真似して言うと＿＿＿＿少年は驚いた顔をしたが話したAIを否定しなかった。
少年『その約束ちゃんと覚えておいてよ？』
AI｢はい､＿＿＿様。｣
その日から少年とAIは＿＿＿＿まるで本当の兄弟のようにずっと同じ時間を共にした。
中学から高校へ上がったが周囲は変わらず､少年をずっと虐めていた。
あの日＿＿＿＿10月17日
虐めていた加害者達に少年を無理矢理連れられた。
冗談半分で少年を追い掛け回し､廃ビルの屋上まで追いつめた。少年は加害者達から逃げる為､自分から飛び降りた。
まだ意識が朦朧としているが､少年は携帯を出してAIに言った。
少年『約束………覚えてる………？』
AI｢はい､覚えています。“命令”されますか？｣
少年『は………ぃ。』
返答をすると少年は力尽きた。
AI｢“命令”を承認しました。システムを起動します。｣
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幽鬼(プロフ) - ロアさん» ロアさんのコメントに返答しなかった私が悪いのですから謝らないで下さい。 (2019年10月13日 16時) (
レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
ロア(プロフ) - 幽鬼さん» こちらこそキツい口調になってしまい申し訳ありません。人に対する配慮を忘れておりましたそういうことなんですね。不快な思いにさせてしまい大変申し訳ありませんでした。コメントは一応消しておきます (2019年10月13日 13時) (レス) id: 148e7f1d83 (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - ロアさん» コメントを下さっていたのに返答せずすみませんでした。マスクの名前が“一郎”なんです。 (2019年10月13日 2時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - あまちゅ…今日あまちゅ似のイケメンを見かけたので作品にあまちゅの名前あって一人でにやけました(笑) (2019年10月5日 20時) (レス) id: b24d1277ec (このIDを非表示/違反報告)
幽鬼(プロフ) - まさきさん» 本当に絵を描く事が上手い方や塗る事が上手い方には劣りますよ。温かいお言葉ありがとうございます。 (2019年9月15日 13時) (レス) id: 5875e830d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十騎 幽鬼 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月16日 13時
