そらるの弟は睡眠と食事をよく忘れる。【歌い手/男主】

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Aside


出来たぁ〜！
前作より全キャラを個性的になるように設定した。

主人公の性格や見た目から人間関係まで､前作とは全く異なるように作った。


“Happy winter”も死神→悪魔に設定し直した。
黒い死神→赤い悪魔の容姿も変えた。

後はストーリーとBGMの変更ぐらいか。


“Happy winter”の事を考えながら､髪をかき上げて“酔鯨”を取りに行く為に部屋を出た。

すると真冬さんがご飯を作ってくれた。


えっ？

何で真冬さんが家に居るんだろう。
まぁ､兄に頼まれたのだろうか？


ボーッと今の状況を把握しながら､洗面所に行ってバシャバシャッ＿＿＿＿と音を立てながら顔を洗う。

タオルで顔を拭きながら､僕はリビングに戻って来た。テーブルに並べられた食事を見た。

野菜を沢山使ったパエリアとシーザーサラダが並べられていた。


A『えっ！？野菜が沢山入ってる！？』


真冬｢えっ！野菜嫌いだった？｣


A『あっ､違いますよ！
逆で………野菜が大好きなんですよ！ﾆｺﾘｯ』


真冬｢そっ､そうなんだ。良かった////｣


A『真冬さん､顔が赤くないですか？
熱があるんですか？ﾋﾟﾄｯ』


僕との会話中に真冬さんの顔が､みるみる内に真っ赤になっていく。

心配した僕はゆっくりと真冬さんに近づき､自分の額と真冬さんの額を合わせた。


熱は＿＿＿＿＿無いみたいだ。
でも真冬さんの顔が凄い真っ赤なんだけど？


A『真冬さん………？』


真冬｢ねっ､熱は………無いよ////
それにA君､近くない？｣


A『えっ？あぁ………すみません。
病気には気をつけて下さいね。僕､病気にかかりやすいから困っているんですよね。』


僕はテーブルの前に置いている椅子に腰を掛けて座り､真冬さんも下を向きながら座った。


＿＿＿＿＿


まふまふside


めっちゃA君､イケメンなんだけど/////
↑(キャラ崩壊中。)

額と額を合わせて息が掛かるくらい近いのに､全く気にしてなかったみたいだし。


さっき顔を洗ったから､黒のマスクをしてない綺麗は顔が視界いっぱいに見えるんだよ！


もぉ〜！惚れ直した！A君､格好良い//////
↑(キャラ崩壊中。(2回目))


内心で興奮して恥ずかしかったから､僕は下を向きながら椅子に腰掛けた。

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