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まふくんは俺が慣れるまで浅い所を優しく突いてくれた。
少しすれば俺も慣れて、痛みが 快感 に変わって無意識に腰が動いた。
それを合図にまふくんは浅く、深く、を繰り返し、気持ちよさが波のように押して引いてと焦らしているようだった。
「まふッ…くんッ、あっ、、ッん、……もっと、深くっ、奥、に……は、んッ」
「んッ、は…、可愛い……、好き。大好き、愛してるよ…。結構動くからッ、とばないで、ね?」
そう言うと俺を 四つん這いにさせ、腰だけを高くあげさせると、今までのが嘘だったかのように深く深く入ってきた。
その瞬間目の前がチカチカして、声帯がないかのように声も出なくなった。
それを見たまふくんは、腰を容赦なく振りながら、俺の空いた口に指を忍ばせ口内を荒す。
「ん"ッ、ぅ!ふ、ぅ"、あッ、」
「まだ…ッん、とんじゃだめ…、だってッ」
指を口から抜いたと思えば、今度は俺の,モノに触り、上下に動かす。
気持ちいい。
癖になりそうな感覚。
もっともっともっと欲しい。
奥に、もっと奥に。
酷くされてもいい、足りない。
満たして欲しい。
でもそう思えるのはきっと、
「まふッくん、」
「真冬。……月魅、真冬って、」
「まふッゆ、あっ、んんっ、気持ち、ぃ、そこッ、!」
彼だけなのだろう。
*
そこから先は覚えていない。
恐らく俺の中にあたたかい感覚がした後、視界が歪んでシャットアウトした。
まあ、とんだってことだね。
隣には昨日と別人のようにすやすや眠る、まふくん。
ウサギっぽいってよく彼言われてるけど、ウサギって年中発情期らしいしね、同じじゃん(?)
「んッ……ぉはょぉ?」
「おはよ、まふくん」
まふくんが起きて目が合うと、ギューッと抱き締められる。
はいもう今日も安定の可愛さ、死ねる。
「腰……大丈夫?」
「ちょー痛い」
「うわぁぁぁごめん!!!」
昨日とは一変。
すごく申し訳なさそうに瞳を○ませ、ベッドの中で上目遣い。
こいつ……俺を
「今日が休みでよかった。」
「そうだね……!また来週も祝日あるからできるね……!」
「気が早いぜよ」
結構な事をニコニコ話すまふくんは天使以外の何者でもないと思う。
まあ、俺は昨日その天使に抱かれたわけだから、俺も天使に変わりない(?)
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ぱふねこ(プロフ) - 終わってしまったんですか?とても面白い作品だったので、続きが読みたいです。 (2019年3月2日 21時) (レス) id: d86ba7e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» ぜひ来てください! (2018年11月24日 12時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
あえなめこ(プロフ) - 尾弔さん» わぁぁありがとうございます!!また話題があればお話しに来てもいいですか…? (2018年11月24日 12時) (レス) id: 19f25aab35 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あえなめこさん» お仲間同盟ですね!(?)構いませんよ◎ (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
尾弔(プロフ) - あまおうしゃん。さん» ありがとうございます。良い作品を作れるように頑張って更新します。 (2018年11月23日 22時) (レス) id: 6504b61ee3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:尾弔 | 作成日時:2018年4月12日 21時