呪術師と稽古 ページ6
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たしぎさんと共に稽古場に足を踏み入れると、先ほど飛んできた海兵さん含む海兵さんが多くいて、私を見て不思議そうな顔をしていた。
彼女から説明がされると一応皆納得してくれたようで、「よろしくな」と口々に声をかけてくれた。
「いいですよね！──スモーカーさん！」
「あ？……余計な真似しなきゃなんでもいい」
「はい！」
ふと奥を見ると、椅子に座って葉巻を咥えている男性がいた。
たしぎさん曰く、彼は本部大佐のスモーカーさんというらしい。彼女含むここにいる海兵さんたちは彼の部下のようで、「スモやん優しいな！」「流石スモやん」と褒め称えられている。
──────仮にも上司に対してその態度は大丈夫なのか？？と海兵でもない私が一瞬焦ったが、いつものことのようで、「その呼び方やめろ！」と叱っていたが特に気にしている様子はなさそうだ。
ありがたく参加させてもらい、最初は大佐さんの横に立ち、稽古を見学させたもらうことに。
「うおおおおお！！」
「はッ！！」
木刀で、体術で、一人一人タイマンの試合形式になっているようだ。
時々たしぎさんや、大佐さんがアドバイスや喝を飛ばす声が聞こえ、その度に海兵さんたちの士気も上がっているのがわかる。
私たちが呪霊を祓うために日々稽古を重ねているように、彼らも海賊や悪質な犯罪者を取り締まるために努力をしているのだろう。
真剣に、汗を流している姿はとても輝いている。
「──おい」
『！…はい、？』
「…テメェ、戦えるのか？」
不意にこちらを向いた大佐さんが私に問いかけてきた。
なぜ急に、と思ったがとりあえず肯定の意を示す。「それならあいつらに混ざってこい。ただし半端なモンは見せんじゃねェぞ」と言ってまた前を向いてしまった。
──────なんだかよくわからない人だな。
端の方で軽く準備運動をして身体を温め、たしぎさんに声をかけて稽古に混ざてもらうことに。
「怪我には気を付けてくださいね！」と気を遣ってくれる彼女にお礼を言い、飛び入りではあるが私と対戦してもらう海兵さんに向き直った。
「あ、武器は使います？」
『…じゃあ、木刀を』
木刀を受け取り、構える。『手加減はしなくて構いません』と、私の声に合わせて対戦開始の声が響いた。
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ゆあ(プロフ) - 続き書かれますか？主様のめっちゃ好きなので楽しみにしてますね (3月2日 14時) (
レス) @page50 id: 976091bd0a (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 名無し50398号さん» 少しずつ更新を再開していくつもりです…！好きと言って頂けるだけでも嬉しいのにすっごくだなんて…とても嬉しいです！頑張ります！！ありがとうございます！ (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - セツさん» ありがとうございます！！ぜひドキドキしながらお待ちください！頑張ります (10月24日 21時) (レス) id: 2fefdf0ec1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50398号(プロフ) - もう続きは書かないのでしょうか…すっごく好きな作品なので続きが楽しみです。更新、気長に待ちます！ (8月28日 1時) (レス) @page38 id: 73a8a7c4d7 (このIDを非表示/違反報告)
セツ(プロフ) - ワンピースのキャラ達とも着実にフラグが立ちまくってるぅ‥‥‥。七海と灰原とも一体いつ会うのか、ドキドキしながら読ませてもらってます！更新気長に待ってますので、頑張ってください。 (6月30日 20時) (レス) @page38 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2022年10月4日 18時
