お怒りの御堂院さんのお時間 ページ39
鬼道「何があった、豪炎寺」
豪炎寺「わからない…一瞬眼が眩んで」
鬼道「立てるか？」
豪炎寺「…すまない、試合は続けられそうにない」
睨む矛先をペクに変更する
あいつ…なんで笑ってやがる…！
氷浦「待て、A！！」
『…待てって…何を…』
氷浦「お前、なんであっちのペクに近づいて行ってるんだ…」
『え……』
よく前を見ると、微妙ではあるが確かにペクとの距離が近づいている
氷浦「お前、さっき相手を殺しそうなくらいの殺気が出てたんだぞ…落ち着け」
『落ち着いてられるかよ！！…クソッ、テレビで見てるときはまだ楽だったのに…』
それでも手に持ってたいろはすのペットボトルを粉砕するくらい力は入ったけど
氷浦「…今お前の変な発言は気にしない
でも、お前がそこまでおかしくなってるのは止めなきゃいけない」
『…きっくんは優しいね、私なんか放っておけばいいのに』
氷浦「バカか！！」
きっくんに思いっきり平手打ちされた
え、何…暴力反対
氷浦「ここでお前があいつに危害を加えてみろ、お前は代表はく奪だ！
なんであんな奴のためにお前が犠牲にならなきゃいけないんだよ！！ふざけるな！！！」
『きっくん…』
氷浦「俺は大好きなお前とサッカーしたいんだ、だからお前が居なくなるのは許さない」
きっくんがいつになく真剣な眼をしている
…冷静にならなきゃ、別に今ペクを消す必要はない
この試合で勝てば、あいつは消える
ペク「豪炎寺は消した…次はお前だ、御堂院A」
『なんかすっごい寒気した…』
氷浦「風邪じゃないか？ベンチ戻るか？」
『なんで今日のきっくん執拗に私をグラウンドから追い出そうとするの？』
試合再開
ペクがドリブルで上がってくるので
私の特技「全速力ダッシュで人の邪魔をする」を発動します
ペクの前に立って邪魔します
ペク「フッ…お前も終わらせてやるよ」
『…やっぱこいつ殴っていいかなぁ』
試合終わったらなんか友情ですみたいな理由付けて殴ろう
拳に力を入れていると、ペクのシューズから鏡が出てきたので
『えい』
ペク「なっ…何してんだお前！」
『思いっきり踏んで割りましたけど？』
お前がさっき鏡で光を反射させて豪炎寺さんを目くらまししたのはわかってるんだよバーカ
ペク「貴様ぁ…！」
『前西蔭にも言ったけど、貴様って結構前までは相手を敬う言葉だったんだよ』
なんて話してるうちにペクの野郎キャプテンさんにパスしやがった
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和樹 - すごく面白いです！これからも楽しみにしています (2019年8月5日 15時) (
レス) id: d4c0802bc3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - いつも楽しみに読んでいます！これからも頑張ってください！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - すみません。字違えました。 (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ - アレス完結ですね！凄く面白がったです！！オリオンも頑張ってください！！！ (2019年6月18日 19時) (レス) id: 5f6a7cbdab (このIDを非表示/違反報告)
名無しの妖怪(プロフ) - アレス完結おめでとうございます！これからも自分のペースで、更新頑張ってください。 (2019年6月16日 23時) (レス) id: 6c6e64c690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年5月18日 21時
