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放課後
一織は最近住むことになった寮に帰ろうと用意をしていた
『和泉〜！』
「…またあなたですか……今度は何ですか」
『今からケーキ買いに行くんだけど一緒に来ない？和泉に合わせたい人が居るんだけど』
「興味ありません」
『その人がね、小さくて可愛いんだよ』
「話聞いてください。
私の嫌いな物を教えてあげますよ、ちいさいものとかわいいものです」
『うわーその人条件ピッタリ！
じゃあ一人で行くーまた明日ね和泉ー』
「最初からそうしてください、さよなら」
五十嵐は不機嫌そうに教室を出て行った
「いおりん、よかったの？一緒に行かなくて」
「四葉さん、私とあの人は友達でも何でもありません
ですから一緒に行く理由がありません」
「じゃあ早く帰ろ
俺、今日友達と遊ぶ約束してっから。いおりんも来る？」
「お断りします、貴方の友達に私が話したことがある人は恐らくいないので」
「ん？そんなことねーと思うけど…」
一織と話しているのは、同じアイドリッシュセブンの四葉環
一緒の寮に住んでいるため、この二人は一緒に帰る
「いおりん、今日いおりんのとこのケーキ屋寄っていい？」
「どうしてですか？ケーキが食べたいなら兄さんに作ってもらえば…」
「みっきー今日帰り遅いんだって
昨日やった「キミと愛ドリッシュないと」凄い好評だったから、お祝いにケーキ買って来いってヤマさんが」
「なるほど…でもなぜ四葉さんに頼んだんでしょうか」
「いおりんだと「寄り道するな」って言うだろうからって」
「それ、私に言っちゃいけないやつですよね」
2人で、一織の実家であるケーキ屋に向かう
「ここです」
「おぉーかわいいなー！」
「えぇ、早く買って帰りましょう」
店内に入ろうと、扉を開けると
どこか聞き覚えのある声が聞こえてきた
『それでですね、私のクラスメイト冷たすぎませんか！？』
「お前に冷たいクラスメイトが誰なのか気になる」
『兄貴と同じ苗字のすごい生意気な奴です！』
「その兄貴やめろ！」
「ここで何してるんですか五十嵐さん！」
一織の実家「fonte chocolat」に居たのは、兄・三月と話すクラスメイトの五十嵐だった
『何してるってケーキ買いに来たんだよ？さっき言ったじゃん』
「だからってなんでここ…」
『ここのケーキ屋には兄貴が居るからね！』
「だからその兄貴やめろ」
「兄さんは私の兄さんです！」
『え、和泉のお兄さんって兄貴なんですか？』
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あー - 一織かっこよすぎ！凄く感動しました！！これからも頑張ってください！ (2019年4月28日 22時) (
レス) id: f61b58d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
天空の巫女(プロフ) - 1.9さん» ありがとうございます！一織のキャラいまいち掴めてなかったので心配でしたが、そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年4月3日 9時) (レス) id: 65781b15d9 (このIDを非表示/違反報告)
1.9 - 一織最高…!とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます!頑張って下さい (2019年4月3日 8時) (レス) id: 47aa25969b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天空の巫女 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/TENMIKO/
作成日時：2019年4月1日 15時
