智貴とグリーンネックレス (ページ2)

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『……？』

？？「あの！！キーホルダー…落としましたよ！」

『え、あ！ありがとうございます！』

？？「確か………智貴さんでしたよね……？」

『あ！そうです！確か、七瀬さんでしたよね？』

七瀬「はい！七瀬緑って言います！」

『清水智貴っていいます！本当にありがとうございました……！』

七瀬「なんかものすごく大切な物だなぁって思って…//」

『！//あ、え、はい！これ、親友とお揃いのキーホルダーなんです！自分で布を使って作りたかったんですが綺麗に縫えなくて…w』

七瀬「うふふ笑あ！！！もうこんな時間！！校門閉まっちゃいますよ！！！」

『えっ！？急ぎましょ！！』

『急いでください！！』

七瀬「私足速くないんですぅぅ！！！」

『う、…………！！！』

俺は七瀬さんの腕を掴み走った。

七瀬「え！ちょ、智貴さん！？」

『先生！！！ちょっと！！！！！』

先生「まだ居たのか、入学式初日から学校に泊まりに来たのか？」

『違いますよwwwちょっと忘れ物しちゃって…』

先生「そっか、今日は早く帰るんだぞ〜」

『はーい！』

七瀬「智貴くん足速いね…ww」

『運動大好きなんで…！』

七瀬「自己紹介の時も言ってましたねw」

『wwwあ、ごめんなさい…腕掴んで走ったりしてしまって………//』

七瀬「全然！大丈夫ですよ！あ、そろそろ行かないと……これから塾なんで…！」

『入学式初日から塾ですか！？頑張ってください！』

七瀬「ありがとうございます！じゃ！また明日！！！」

『(手を振る)………………………』

あああああ！！

初日から俺なんてことしてるんだよおおお

七瀬さんにあんなことして………

先生「入学式初日から青春してるのかぁ〜？」

『先生！？見てたんですか！？』

先生「へへww彼女？」

『なわけないじゃないですかぁ！！さっき知り合ったばっかですぅぅ！！！！』

先生「冗談冗談w初高校生の学校はどうだ？」

『友達が出来るかどうか心配です……』

先生「もう七瀬と友達じゃないのか？どう見ても友達だったぞ？カップルよりだけどな。」

『カップルじゃないです！！！』

先生「ごめんごめんwだけど清水ならクラス全員と友達になれるさ。明日早速3時間目に体育あるしバトミントンだぞ？清水の得意分野じゃねぇか。だから元気だせよ。」

『先生………はい！！ありがとうございます！！』