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翔太「んじゃなー!」
A「うん、また今度!」
録音を終えて、スタジオ前で別れる私たち。
今回の録音もやはり私がMIXを担当することになっている。
真冬「…また今度って、また翔太と来るの?」
翔太が見えなくなってから、私にボソッと聞く真冬。
でも私とは目を合わしてくれなくて、
少し口調もきつめな気がする。
…真冬、不機嫌だ。
拗ねてるときとも、やきもち焼いてるときとも違う雰囲気。
こうゆうときはどうするんだっけ…。
真冬の不機嫌を治す方法を頭の中で探すと、
ふとあることを思い出す。
周りを確認して、あまり人の居ない所へ真冬の手を引く。
A「真冬、ちょっとかがんで?」
そう言うと返事はしないが、少しかがんでくれる真冬。
私はその真冬の頭の後ろに精一杯手を伸ばして、
チュッと触れるだけのキスを唇に。
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昨日更新できてなくてごめんなさい_(._.)_
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作者名:*かくしごと* | 作者ホームページ:https://twitter.com/nnkauratuku
作成日時:2018年1月8日 10時