第45話「修学旅行と心配」ルーナ ページ45
また、数人の能力紹介が終わったところでチャイムが鳴った。
席に着く前に寝ようとしていた桐斗を注意し、席に着いた。
教師はまずは定番のくだらない話から始めた。
「それでは次に修学旅行の話に移ります」
「(修学旅行…風呂! 包帯取る! 凍傷痕見られる!)」
修学旅行に行かないと言う選択肢もあるが、たったこれだけの理由で修学旅行に行かないと言うなんだ
後で職員室に行って教師と相談するのが妥当だろう。
そんな事を考えていたら授業は終わっていた。
色々聞き漏らしたところがあるけど、後でプリントかなにな配られるだろう
少し時間が出来たし何をしようかと考えていたら氷我が俺にしか聞こえないような声で「能力切れそうだから休めそうなとこ行く」と言って足早に教室を出て行った。
それから、数分の間は教室で皆の会話を聞いたりしていたが、氷我の具合が気になり氷我と俺の鞄を持ち、氷我を探し始めた。
「(あいつが休めそうなところは、屋上? いや、鍵が開いてない場合もあるから行かないか…じゃあトイレ、はないか…となると保健室か)」
校内の地図は一応ほとんどが頭に入っているから迷うことなく保健室に行けた。
ドアを三回ほどノックし「失礼します」と言って中に入った。
中に入ると机の椅子に座っていた保健医が「どうしたの?」と声をかけてきた。
「あの、クラスメイトが体調不良で保健室で休んでいると聞いて」
嘘と本当が入り混じったような答えだが、あながち間違っていないのでまあいいだろう
「ああ、さっきの子ね
丁度良かったわ私今から職員室に行かなきゃ行けないからしばらくの間あの子のことお願いしていいかしら?」
願ったりかなったりだ。
「もちろんです」
「良かったわ、じゃあよろしくね」
そう言って保健医は保健室を出て行った。
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SHEI☆(プロフ) - こんにちわ (2018年2月10日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
八月 葉月(プロフ) - 更新します。 (2017年11月28日 17時) (レス) id: 4d1da3eba3 (このIDを非表示/違反報告)
桐島蓮@新しい垢(プロフ) - 終わりましたっ (2017年11月20日 11時) (レス) id: ee89f7f761 (このIDを非表示/違反報告)
桐島蓮@新しい垢(プロフ) - ちょっと修正してきますっ (2017年11月20日 11時) (レス) id: ee89f7f761 (このIDを非表示/違反報告)
わいんれっど(プロフ) - 修正終わりました。(とりあえず報告) (2017年11月19日 20時) (レス) id: 43754a1210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:殺人鬼少女・エリー x他9人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年11月16日 20時