アオハルJUMP (ページ8)

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ふたごページ8

光side

けーちゃんの授業中。

あ、けーちゃんは学年の先生でもないけど、授業は持ってもらってる。

たぶん1～3年クラスによっては持ってるんじゃないかな。

ちなみに、科目は国語ね。噂によるとアナウンサーやってた時期があるとかないとか。

慶「また慧寝てる～、じゃあ、光ここ読んでどう思った？」

光「はーい…えっと、食卓に並ぶごはんいつも品が多くて美味しそうだなーって笑」

慶「確かに！初めてだわその感想。みんな笑ってるけど気付いてた？やるじゃん光！」

なんかすげぇ恥ずかしいし。

隣に座る慧の見えるのは後頭部。どんだけ寝てるんだよ。お前のせいだし。

あ、動いた。

光「慧、お前のせいで恥ずかしいよ…ってどうしたの」

慧「やばい…頭痛すぎて…」

こっちを向く顔は真っ赤で苦しそう。

光「けーちゃん！慧が！」

慶「ん？あらぁ、みんなちょっとココ読んで考えてて。慧どうした？」

慧「頭が痛すぎてしにそ…」

光「保健室行こう」

慧「無理…動けない…」

慶「ちょっとおんぶするから、光手伝って。あ、慧の荷物まとめて持ってきて、よし、行くぞ」

慧とけーちゃんが出て行って教室はざわざわムード。

友1「光早く行ってやれよ」

友2「俺らでここまとめとくから、置き勉してりゃいいんだよ」

慧、みんなから愛されてるなそう思いながら走って追っかけた。