アオハルJUMP (ページ22)

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ぶどうページ22

慧side

もう大丈夫といい、水で口を濯いだあと布団に横になって目をつぶっちゃった。

たぶん寝てはないと思う。

シ「一回病院行って検査してもらう？結果出るかわかんないけどね…」

光「大ちゃんが楽になるなら連れて行きたいけどね…」

シ「どっちか兄ちゃんに連絡してみて」

光「俺するよ」

慧「大ちゃん大丈夫？」

大「むり…」

シ「大貴、寝たまま飲めそうならスポーツドリンク飲んで。ストローさしとくから」

光「2人ともやっぱり出なかった」

シ「本来は保護者の同意がいるけど…どっちにしてもみんな未成年だし、まっすーに許可してもらうか。でも、6時間目終わるまではここでゆっくりしてて」

大「…げほっ…おえっ…」

慧「ちょ、大ちゃん！」

シ「慧、光どっちかそこの棚開けて黒の袋取って」

光「俺取るよ」

慧「お願い」

シ「ここの兄弟は胃腸に来るタイプだもんな～」

慧「そうなんだよね。ただの熱でも戻しちゃう」

シ「だから大ちゃんも大丈夫だからな～、大丈夫そう？」

大「んっ…きっつい…むり…」

シゲに抱えられて戻してたけど、ぐったりとベッドに横たわっちゃった。

シ「あと30分ぐらいで授業終わるから、とりあえずゆっくりしてて。慧と光が側にいる方が安心する？」

大「うん」

シ「じゃあ2人大貴が横になってる後ろで座ってゆっくりしてて」

慧「はーい」

光とこそこと談笑してると大ちゃん寝れたっぽい。