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7話 ページ7

「兄貴、ただいま」

ウザくても、一応挨拶はする

唯一の家族だから...

「ん、お帰り」

そう言って俺の頭を撫でる


何故か顔が赤くなっていくのが自分でも分かる

パンッ

「え、?」

反射的に兄貴の手を叩いてしまった

「ご、ごめん...部屋戻るね」

バタンッ

「何やってんだ、俺は...」

ベットに寝転がると、どっと疲れが心に乗っかる

頭を撫でるのも、抱きつこうとされるのも、変態発言するのもいつものこと...

まさか...兄貴に惚れてる...?

いや、無い。

でも、動揺とか顔も赤くなったり、全部自分でも分かってる。

恋する乙女か、俺は

「A様、今日はどうかさせましたか?」

ノック位しろー、と言う言葉さえ言うのがめんどくさい

「いや、...別に...何でも無い。」

ギシッ

「私に言えないことですか?」

床ドンか、あ、ベットドンか...って、...

はぁ!?この執事バカだろ...何、俺今日男にモテる日なのか...全然嬉しくねぇし。

「言えないも何も...何でもねぇって言ってんだろッ...!
  ...ちょっ...やめっ...」

押そうとすると、俺の手首を1つに上でまとめて服の中に手を入れた

「A様、抵抗くらいしないとダメですよ?」

お前が無駄に力強く手を掴むから抵抗出来ないだろうがよ

ふざけんなよッ...なんで、...俺、...こんなことされなきゃいけねぇんだよ...

そう思えば思うほど、涙が溢れてくる

そして、白石が驚いた顔をした時に俺が白石の上に馬乗りになり立場逆転だ

「訳わかんねぇよ...俺のことどれだけ弄べば気がすむんだよッ...」

優のことも、拓也のことも全部...白石にぶつけてやった

「A様、勝手なまねをして申し訳ございませんでした...ですが、今回はお許し下さい」

白石は本当に申し訳無いような顔をしたあと、優しく微笑み俺を優しく抱きしめた

「っ、...うっ、...」

俺は白石の胸で泣いた

何、やってんだ...俺は...

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ぱぁ - コメントで執事が多い…私は先生と作者さんが好きです← (2020年8月16日 10時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
- お兄さんイケメンです!襲ってほすぃ(///ω///)♪頑張ってください! (2017年10月19日 17時) (レス) id: 18eef0c4f5 (このIDを非表示/違反報告)
すず - でもお話は大好きです、これからも頑張ってください! (2017年2月12日 12時) (レス) id: b7e53d3f23 (このIDを非表示/違反報告)
すず - 自分がマイペースなせいか展開についていけない…すみません。 (2017年2月12日 12時) (レス) id: b7e53d3f23 (このIDを非表示/違反報告)
流星隊P - 執事さんが大好きすぎる!!!!! (2017年2月11日 14時) (レス) id: bd4ac3bba0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空音 | 作者ホームページ:     
作成日時:2017年1月10日 8時

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