【BL】俺の周りに普通な奴は居ないのか。

22話 ページ28

父上、母上...俺はいつから後輩に襲われるようになったのでしょう。

「やっぱり俺、先輩のこと諦められないので」

「いや、...だからその、俺は男とは付き合えないよ...?」

「その割には執事さんとお兄さんとは遊ぶみたいですね?」

誰から聞いた！?ってか、遊んでないから！むしろ、俺は被害者だよ！

「そんなつもりはないんだけど...」

「先輩が抵抗しないからじゃないんですか。」

「はい...」

俺は後輩に何を怒られてるんだ...

「あんたに近づくならなんだって出来るのに...あんたは俺のことを見てくれない...どうしたらいいんだよｯ...」

そう言って抱き付かれる、...どうしろったって...

「俺は、あんたに惚れてるのｯ...責任、...取ってよ...」

責任...

「責任...取ってやる。行くぞ。」

「授業始まるけどっ...！」

俺は優の手を無理やり引いた

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