☆ ページ5
Aside
「おはよぉ」
海「慎ちゃん！おはよ！」
慎「ちゃんと先生付けろよー！」
うちのクラスの慎ちゃんこと慎太郎先生
私達と年が近くて話しやすいの！
皆タメだよー！
慎「ほらー今日提出の課題出せー」
海「え、なんか提出のやつあったっけ？」
A「はぁ！？昨日言ったじゃん！国語調べのやつ明日だよって！」
海「忘れてたー！！」
もぉ、海人ほんとに忘れん坊…呆れ過ぎて言葉も出ないわ…
ほんとにどうしようもないやつ。
廉「まぁた海人忘れたんか、」
海「Aとちゃんと終わらせたんだよー！」
紫「相変わらず仲良いな笑」
A「ねぇ！何でもかんでも私の名前出すの辞めてよ！全くもぉ！」
慎「お前はいつになったら忘れ物が減るんだよー！メモしろって散々言ってるだろ？」
海「それも忘れてた…ごめんね？」
神「あれはもう致命的だよ笑」
慎「じゃあ二学期に絶対持ってこいよ？」
海「さっすが慎ちゃん！やっさしぃー！」
慎「調子に乗るなー！」バシッ！
海「いってぇー！叩いたらまた忘れちゃうじゃん！」
玄「もぉ馬鹿じゃん爆笑」
もぉ見てらんない…
海「Aーまたやっちゃった…」
私に怒られるのを分かってて報告する当たり可愛いよね笑
A「もぉ、ちゃんとメモしてたの？」
海「してたんだけど、その紙失くしちゃうんだよー、だからあんまり意味無い。」
A「失くす様な紙に書くからじゃん！ちゃんとメモ帳とか手帳とかに書かきゃ！」
海「だって持ってないんだもん…。」
A「んー…」
海人は昔から大雑把だから細かい事を気にするのが苦手でメモを取るなんてこと1回もしなかった
そのせいで3年間慎ちゃんに怒られっぱなし。
A「分かった！じゃあ明日一緒に手帳買いに行こ！私が海人にピッタリの手帳探してあげる！！」
海人は私が選んだ物なら絶対大切に使ってくれるし、しっかり使ってくれると思うからこれなら大丈夫でしょっ！
…私が居なくなってからもちゃんと自立して欲しいから…。
海「ホントに！？嬉しい！じゃあ朝から行こ！」
無邪気に笑う君、
太陽みたいに皆を明るくできる君
向日葵のような君の笑顔を私が奪う事になるなんてね…。
ごめんね、海人
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作者名：スモモ | 作成日時：2019年8月15日 14時
