act23-11 ページ29
目を覚まし、時計を見ると、私がいつも起床する時間だった
カーテンを開けて外を見る
朝日が眩しい
あれから・・・1日中眠っていたんだ・・・
部屋の扉を開け、廊下に出ることなく辺りをきょろきょろと見回す
「・・・ティア、いる？」
ティア「A様、こちらに」
目の前に、ティアが姿を現す
「昨日は・・・何もなかった？」
ティア「はい、皆様が就寝されている間、地鬼の襲撃はありませんでした」
「良かった・・・、NEWSの皆はまだ寝てる？」
ティア「はい、起こすのも申し訳ないと思いまして、声をかけていません」
「私もそれがいいと思う、ありがとう、ティア」
ティア「いえ、A様もゆっくりお休みください」
「私はもう大丈夫だよ、ちょっと外の空気に当たってくる」
ティア「了解しました」
ティアが姿を消すと、私は宮殿の外に出た
深呼吸をし、空気をたくさん吸い込む
鳥のさえずりが聞こえる
爆発などの轟音がなくなり、静かな日常が戻ってきたような気がした
だけど、戦いが終わった訳じゃない
先代さんはきっと、また天界を攻撃してくると思う
やっぱり、こっちから彼女の元に行かないと、天界が一方的に襲われ続ける
また地界への道が通じればいいんだけど・・・
キセキ「Aさん？起きていたのですか？」
「！キセキさん！」
宮殿の出入り口の前に、キセキさんが立っていた
「私は元気になりました！でもNEWSの4人は・・・激しい戦いが続いた後だから・・・」
キセキ「そうですね、事情はティアさんから聞いています、何も出来ず・・・申し訳ありません」
「そんな・・・、謝ることなんてありませんよ！」
むしろ彼らと一緒にいながら私の方が何も出来なかった気が・・・
キセキ「皆さんが目を覚ましたら、私の能力で回復して差し上げようと思います」
「そうですね・・・」
キセキ「その時に・・・私の正体を、皆さんにも伝えようと思っています」
「！」
キセキさんの目から、強い決意が伝わる
「・・・きっと伝わります、頑張って下さい」
キセキ「・・・ありがとうございます、Aさん」
私もキセキさんの口から皆に伝えてくれると信じていたため、彼女の背中を押した
キセキさんは一礼し、宮殿に戻っていった
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天照(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！こんなに長い小説を全て・・・、光栄な限りです。今後とも楽しんでいただけるよう頑張ります。カオスの極みの小説ですが、これからも応援よろしくお願いします。 (2018年8月27日 19時) (
レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - はじめまして！今日このお話を最初から全部見てきました！ずっと読んでいられるくらい物語に引き込まれました！これからのお話も楽しみにしています。 (2018年8月27日 16時) (レス) id: 18bedae0a2 (このIDを非表示/違反報告)
天照(プロフ) - カナンさん» ありがとうございます！凄く嬉しいです！楽しみにしていただき、この上なく光栄です。いつも感想をいただき、心から感謝感激です。これからも頑張ります。 (2018年8月17日 19時) (レス) id: a981c9ad02 (このIDを非表示/違反報告)
カナン - 移行おめでとうございます！めっちゃ楽しみでした！これからもfightです！ (2018年8月16日 21時) (レス) id: 054a5fec07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天照 | 作成日時：2018年8月16日 18時
